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内容説明
いつもと変わらぬ青い空。友人たちとのたわいもない会話。フェルツヴェン学術院都市は平和だった。そう、リュカを除いては…。リュカの身体に隠されていた最強の魔法書“ひとつめの嘘”を巡り、魔法の使い手たちが都市の中で争ったあの事件から一週間がたっていた。だが100人近くの死者が出たというのに、そのことが人々の間で話題になっていない。すべては巧みに誤魔化されていた。(学術院のトップは魔法について知っている?そして自分の体の事も…)自分が立っている世界の恐ろしさに戦慄するリュカ。だが、その時すでに新たなる魔法使いたちが学術院に集結しつつあった。“ひとつめの嘘”を巡る戦いのために―。鮮烈なるイマジネーションで綴られる新時代の本格ファンタジー第二弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
21
シリーズ第二弾はリュカに隠された秘密が明かされる話。良かったです。〈ひとつめの嘘〉やリュカの過去、それに関係した人物たちの存在が明かされたりと物語が本格的に動き始めた事で少しずつですが盛り上がりも大きくなってきた気がします。相変わらず派手さや大きな盛り上がりはありませんが、作品の世界観がしっかりと作り込まれているので退屈しないで済みますね。アリスも出番少ないながら、ヒロインとしての存在感をちゃんとアピールしているし今回も楽しませてもらいました。次巻も楽しみです。2015/09/16
J・Kaiyou3426
4
読了。今回は、派手な戦闘というよりは、リュカの正体や過去について掘り下げた話になっていて良かった。 一巻とは、別の面白さがあり、本当に引き出しが多い作家さんだと思う。 また、リュカが消えたことによって、物語が大きく動くと思うので、次巻ではどうなるのか非常に楽しみである。2015/11/23
niwaniwatori
4
激萌萌。アリスほど分かりやすくないけど、この時点でのジネットの健気さとか可愛らしさとかも相当だと思う。健気さでは表紙左側でラスボスっぽい顔をしてる人に絶対勝てないけど。2007/03/20
SHI-NO
4
常日頃から言っているけど、こういう作品を大切にして欲しいなぁ。いや、まあ売れにくいのはわかるんですけどね。★★★★★2011/11/24
鋼賀
3
思っていたより世界観は広い。相対にリュカの影は薄い。有意義な事をしていない。昼寝するし、喧嘩するし、ぼうっとするし。お姉さんの態度も何だか自分勝手すぎる。復活させたあと、”偽物だ!”と拒絶するとは。2012/06/08
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