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富士見ファンタジア文庫
ダークエルフの口づけ〈2〉―ソード・ワールド・ノベル

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  • サイズ 文庫判/ページ数 323,/高さ 15cm
  • 商品コード 9784829119020
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「笑って…アマデオくん」そう言った少女の瞳のなかに、黒い影がよぎった。アマデオの幼なじみの少女は、病に倒れ、死が間近に迫っていた。“司祭様なら、魔法で治してくれる”馬に乗り街へと向かうアマデオ。だが落馬し意識を失ってしまう。そんな彼を助けたのは、大地母神の神官だった…。それから二年。アマデオは、ベラとともにララサベル公爵領にいた。ベラが、護衛を要請され、アマデオも同行することになったのだ。それは彼にとっては故郷への帰還。そして、華麗なる陰謀劇の幕開けだった―!夜よりも深い、闇の底へ。ダーク・ファンタジー、第二幕。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

陸抗

2
再読。陰謀、策略が張り巡らされた中で、アマデオとエビータの純粋さが、ささやかな救いなのかな。アマデオの村が滅ぼされ、元凶となった人物は生きたまま。これが、何かの始まりだとしたら、最後に待ち構えているのは、絶望しか残されてないんじゃ…。2015/02/07

てんぱい

2
こういう策略が張り巡らされた話は大好物。登場人物が増え続けるが、よく書き分けてあって混同することなく読み終えた。2014/12/02

ぎお

0
二巻目はひたすら悲しみを強いる話だった。どいつもこいつも野心、策略、陰謀ありまくりで心が暗くなる。アマデオは一巻目以上に青臭く、叫んだり謝ってばかり。しかも強くないし囚われてばかりで少しイライラする。それでも今回の仕打ちはあまりに酷だ。ウリエラの一生も悲しすぎる。元凶のカマラサも生き残ったままだし、果たして村の仇は討てるのか。アマデオの成長があまり感じられないのも辛い。エビータの純粋さだけが唯一の光だ。事態は大きくなっていくようだがあと二巻でちゃんと終わるのか不安だ。2014/07/20

kou

0
なんとも中途半端でよくわからん話だったなあ、という印象。犠牲があってそれを乗り越える形で、アマデオとエビータが成長するという話かと思いきや、あまりそういう結果になってない(一応その形にはなってるけど、ちょっとオチが弱い)。しかも、一方で諸悪の根源は残ったまま。かと言って、滅びの美学を描いている話でもない……。ほの暗い雰囲気はとても良いんだけど、なんかそれだけだったなあ。なんだが読後にもやもやしたものが残ってしまう話だった。2012/12/25

Theodore

0
やっぱりダークエルフとバンパイアは美人のお姉さんに限る! という一冊。それに加えて、始終漂う暗い雰囲気と背後で繰り広げられる陰謀劇もまた素晴らしい。陰謀や腹の探りあいはやはり女のお家芸、女の仕事だなと思う。2009/11/23

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