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内容説明
「みんなは、みかタンって呼びます」真夏の午後。少女は木陰のベンチで、はかなげに微笑んだ―。親の都合で、高校一年の一学期かぎりで転校するはめになった周防勇。転入先の黒森高校を訪れた彼は、そこでみかという少女と出逢う。これって運命の出逢いという奴か!落ち込んでいた心に熱い炎がともったのも束の間、転校生の彼に告げられたのは、みかタンは未来科学研究部、通称未科研の『作品』であるという残酷な事実…。みかタンの開発目的、それは「ロボコン」全国制覇だったのだ!ふたたび奈落の底に突き落とされた勇だったが、その瞳には新たな光が宿りつつあった―。超理系高校を舞台に繰り広げられる七転八倒の青春理系活劇、登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こくしまん
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燃えよロボコン!ならぬ、萌えよロボコン!ってところか。ロボットの設計とか、適当にごまかして書くのかと思いきや、意外としっかり説明してて好感がもてた。2011/06/02
sfこと古谷俊一
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意外にまともなロボコンと超技術なAIとの整合性をさておけば、なかなか面白い作品であった。こだわりが変な行動と展開をうむあたりの妙味が。 2010/07/16
佐藤
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続きはまだ出ないようですね。簡単に話をまとめると女の子のロボットでロボコンに出る話です。主人公がどんどん自分に素直になっていくところが見所です。2010/05/22
t_hirosaki(t_hirosaki)
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会ったばかりの○学生にしか見えない女の子に粉かける主人公……。ガチ文系としては理系ネタは新鮮なので色々楽しめました。未科研の面々がこんなの常識じゃんと言わんばかりに繰り出すマニアックな知識に対して何度心の中で突っ込んだことか。意味不明なのも度を超すと笑えてきますよね。取り敢えずロボコンに興味が湧いたので動画とか探してみようかと思いました。2010/02/21