内容説明
少年科学探偵シリーズ、初の集大成!医学者作家が夢を託した科学と勇気を武器にする謎解きの冒険譚!奇妙奇天烈なる犯罪の真相が解剖される。
著者等紹介
小酒井不木[コサカイフボク]
1890(明23)年、愛知県生まれ。別名光次。筆名鳥井零水。東京帝国大学医科大学を卒業後、大学院を経て、17(大6)年、東北帝国大学助教授に就任。衛生学研究の目的で欧米に留学し、20年に帰国するが、健康不良のため退職。回復後、文筆活動をはじめ、『新青年』に評論・随筆を載せるようになった。25年から創作も発表するようになった。作品は、医学的な専門知識を活かしたものが多く、犯罪小説の色彩が強かった。また、ドイツ・北欧系の探偵小説を中心に、海外作品の翻訳紹介も行った。29(昭4)年肺炎のため死去
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