富士見ファンタジア文庫
私と月につきあって―ロケットガール〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 309p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784829118825
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

フランスが計画した、アポロ計画以来となる月面着陸ミッション。そのサポート任務につくべく、森田ゆかりたちロケットガールズはギアナへと向かった。しかし、月へ飛ぶ五人の少女―アリアン・ガールズのリーダー、ソランジュは冷徹にしてストイック。姉御肌のゆかりとはそりが合わず、ことあるごとに衝突してしまう。ミッション遂行にむけて不穏な空気が流れるなか、最初のトラブルが発生してしまい―。あらゆる困難を打ち破り、少女は月を目指すのだ!テクノロジーの粋と、人類の夢を詰め込んだスラップスティックSF、シリーズ第3巻いよいよ登場。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あなほりふくろう

11
フランス主導の月着陸ミッションに参加協力するSSAの3人。トリコロールの真ん中に日の丸を書くゆかりに爆笑。あとがき「超自然現象に逃げないSFのリアリズムは素晴らしい」そこにスパイスをほんの少し効かせて、なんとも夢のあるストーリーでした。茜の計算能力、判断・理解力がなければ最初から頓挫間違いなしだったけどそれにしても、本当にここまで「来ちゃいました」だなあ、と感慨しきり。2013/08/25

† mpwレイン †

5
【図書館】巻を追うごとに面白くなっていきますなぁ。ラストの展開に目が離せず一気に読んでしまった。いいSFだなぁ。2016/08/10

redmove

5
「ソロモン宇宙開発協会」の美少女宇宙飛行士森田ゆかり・マツリ・三浦茜の三人がフランスの月有人飛行計画にフランスの美少女宇宙飛行士5人のサポートとして参加するSF。ロケットガールシリーズ3弾。相変わらずのノリは軽いがあり得そうな話で、面白かった。茜がゆかりのためにアイデアを出すところはグッと来た。いやー良い話だったな。近い将来月に行けると良いのになぁ。2015/05/20

kobaatsu

5
「天使は」のノリ重視に比べてこっちはかなり読みごたえが。やっぱり細かいネタの積み重ねがSFの(ひとつの)醍醐味♪2008/06/20

Kenichi Kitazawa

4
著者があとがきで「燃える」と書いていますが、確かに燃えます。「月へ行く」とう情熱、極限状態におけるチームワーク、最大の努力でできることを模索する姿には感動を覚えます。これは中高生にぜひとも読んでいただき、感動し、将来を宇宙開発に捧げたいと思い、また励みにもなると思います。こんな本が本屋さんで入手できないのは残念でたまりません。ちなみに、月には精霊がいるらしい・・・思い出して夜に月を見上げてみた・・・いるかもしれない?2012/12/01

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