- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 富士見ファンタジア文庫
内容説明
滅びつつある大陸。不思議な縁で出会ったばかりの三人は、アドリエ王国の西の要であるト・アデル市を目指していたが、途中辿り着いたアンケ・ハイダの井戸は、枯れていた。「つぎの都市に行けば水は汲めます」美貌の青年ティーエは言った。「しかし、この先にある都市では、夜な夜な死者が歩き回るんだそうです…」大地では精霊が歌い始める。男装の美少女ラクシ、大柄な戦士ボイスは思わず息を飲んだ―。月光に導かれるがごとく、オアシスの街で出会った貴婦人の正体とは―!?若き三人の“あのころ”を描く特別篇、待望の書き下ろしで登場。