出版社内容情報
戦後歴史書にない事実と洞察!英米2大覇権国家の動向と思惑の中で翻弄され、戦争へと導かれる日本の近代史を浮かび上がらせる。
“あのとき日米戦争はもう始まっていた!”“アメリカは19世紀初頭から覇権意志をもっていた”
「大東亜戦争調査会」叢書は、戦争を煽り立てることなく、当時の代表的知性がきわめて緻密かつ冷静に、日本人は世界をどう見ていたか、アメリカとの戦争をどう考えていたか分析している。
しかし、この本は戦後、真っ先にGHQの命令で没収された!
戦後、日本人の歴史観から消し去られた真実を掘り起こす、好評シリーズ。
【著者紹介】
昭和10年生まれ。東京大学文学部独文科卒。同大学大学院文学修士。文学博士。電気通信大学名誉教授。評論家。著書に『ニーチェ』『国民の歴史』『国家と謝罪』『江戸のダイナミズム』等多数。平成23年より『西尾幹二全集』(国書刊行会)の刊行始まる。
内容説明
昭和18年「大東亜戦争調査会」叢書は19世紀からの米英の覇権意志を洞察していた。戦後日本人の歴史観から消し去られた真実。
目次
第1章 アメリカの覇権意志は十九世紀初頭にはじまる
第2章 偽善に充ちたアメリカ外交
第3章 英米の文化工作は「正邪」具えた双面神だった
第4章 「ペリー来航」から「日英同盟」への真相
第5章 アメリカはなぜ日本を敵視したのか
第6章 シナ大陸を舞台にした日米支の角逐
第7章 パリ講和会議でも目立ったアメリカの「対日憎悪」
第8章 シナを使い「日本抑圧」を画したワシントン会議
第9章 軍縮とという名の事実上の軍拡に成功したアメリカ
第10章 日本を永久に屈服させる布石
第11章 戦中の日本人は戦後のアメリカの世界政策を見抜いていた
著者等紹介
西尾幹二[ニシオカンジ]
昭和10年東京生まれ。東京大学文学部独文科卒業。同大学大学院文学修士。文学博士。電気通信大学名誉教授。評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ネコ虎
pastis56
Ryoichi Toriguchi
田山河雄
田山河雄