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内容説明
「おにーちゃんっおにーちゃんっおにーちゃんっおにーちゃんっおにーちゃんっ」―負けるもんか。シャノンは思った。惰眠を貪れる唯一の土曜日。この程度のことで屈するわけにはいかないのだ。しかし、歯をくいしばって耐えている時点で、既に目的と手段が入れ替わっているのだが―。「だらあああぁぁぁぁぁっ」「あ。おにーちゃん、おきた、おきた」妹パシフィカ四歳、兄シャノン九歳。二人のばかばかしくも激しい闘いは、こんな頃から始まっていたのだった―。カスール三姉兄妹の子供時代を描く「星空に捧ぐ祝賛歌」ほか、キダーフが主役の「処女と殺人者の小夜曲」、ラクウェル姉が大暴れする「温泉狂想曲」の書き下ろし2本を含む初めての短編集、ついに登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃこ
1
すてプリファンなら本編以外の日常的な部分をかいまみることができるので楽しめると思います。2010/07/02
またれよ
1
世界を滅ぼすのは妹ではなく姉さんの方であったという衝撃の巻2010/03/06
K-Wing
0
短編集。 本編が大変な事になってるのでこういうほのぼのしたのが癒される。 両親がちゃんと出るのも初めてなのにお祖父さんもか。 みんなに愛されてたのがわかる。2015/11/11
じお
0
★★★☆☆ 短篇集、カスール一家やキダーフ、クリストファのエピソードなど、父ちゃんそんなキャラ。本編では退場してるので語られる事が少ない貴重なカスール夫妻の話が楽しめる。キダーフさんホント良いキャラしてるわー。2014/11/19
higurashi
0
キダーフさんに惚れ直しましたの巻。2011/05/14