出版社内容情報
心の通う看護を目ざし在宅ケアに体当たりする訪問看護婦津川鮎子。今日的テーマ「患者や家族にとってのあるべき看護とは」を問う問題小説です。
目次 第一章 病院勤務から訪問看護婦へ 第二章 さまざまな老い 第三章 死者の尊厳 終章 鮎子の決意 あとがき
内容説明
訪問看護婦鮎子が、在宅ケアの“老人”とその家族とのさまざまなドラマを通して、「老人看護のあり方」を問うナース最前線の医療小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りん
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主人公の訪問看護婦･津川鮎子が訪問先で起きる様々なケースにぶつかり、葛藤し、成長していく物語。個々の家庭が抱えるそれぞれの問題がバラエティに富んでいて面白い。20年以上も前の本だが、今でも大切にすべき訪問看護師としての心構えが書いてある。2023/06/25
