福武文庫<br> 香港読本

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福武文庫
香港読本

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  • サイズ 文庫判/ページ数 184p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784828830919
  • NDC分類 292.239
  • Cコード C0195

内容説明

アヘン戦争以来150年近くにわたり、植民地としてイギリスの統治を受けてきた香港も、1997年には中国に正式返還される。「借りものの場所、借りものの時間」(ハン・スーイン著『慕情』より)に生きる香港の素顔を、沢木耕太郎・梶山季之・平岡正明ら13人が活写する魅惑のアンソロジー。

目次

黄金宮殿(沢木耕太郎)
姚阿美(藤原新也)
香港世界(山口文憲)
香港攻略戦(末常卓郎)
香港喜劇主人公の職業分布(平岡正明)
海そして変容(辻邦生)
いただきます!中国のぬくもり(アグネス・チャン)
住いとしての船(可児弘明)
グラマー変じて(梶山季之)
花開富貴―花よ、ひらけ(邱永漢)
香港の人々と暮らし―言語(中嶋幹起)
南支時代(村岡伊平治)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

54
1989年1月印刷・発行。平成のほとんど最初に出た本を、最後の日に読み終わる。これもひとつの偶然。観光旅行ではまず体験しないであろう香港の、19世紀から戦争中、80年代までを活写するアンソロジー。選者・山口文憲や沢木耕太郎の、リアルな社会観察のような視点もあれば、生粋の香港生まれのアグネス・チャンの少女期の回想など、多視点から香港を知る、まさに「読本」。30年後の今は、果たしてどのくらい変わっているのだろう。2019/04/30

ポン

3
沢木耕太郎『黄金宮殿』 深夜特急は、ところどころを細切れに読んでもかなり楽しめます。自分の読む年代により、自分の経験や状態が変化しており、新鮮な感覚で読めました。2018/07/31

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