内容説明
人気ペットブログ『富士丸な日々』で日本中の読者を魅了した、ハスキーとコリーのミックス犬「富士丸」。飼い主だった「父ちゃん」こと穴澤賢氏が、最愛の富士丸を失った壮絶な悲しみ、苦しみ、そして富士丸に対する深い深い愛情を率直に綴りました。やさしい顔と心の持ち主だった、富士丸の表情豊かな写真の数々にも癒されます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
will
11
今いるのは2代目のハスキー。先代が亡くなって寂しくてすぐ2代目を飼った。妻はまた亡くなったときの辛さがいやだからと反対したが。その2代目も来年13歳になる。人間でいえば90歳に近い。散歩の距離、スピードも落ちたが長生きして欲しい。私も犬好きだがその私でさえ引いてしまう。作者のペットロスぶりは異常だ。犬は確かに家族同様な存在になれる。亡くなれば悲しみから抜けだそうと新な犬を飼うことになる。作者ものちにそうなるようだ。ならば、これだけの愛情を捧げられる女性を見つけて欲しい。また違った幸せがありますよ。2017/12/27
オカメルナ
10
大好きだったブログ『富士丸な日々』。富士丸が急死して1年たっちゃったんだね。もうね帯を読んだだけで泣いちゃったよ。苦しすぎてページを捲る手が止まっちゃたよ。富士丸を失ってからの父ちゃん、想像以上に苦しんでいたのね。事実を淡々と語っていて、それだからこそ号泣しちゃったよ。あ~泣きすぎて頭が痛い。2010/11/06
まるるこ
7
ブログ「富士丸な日々」の愛読者でした。 愛嬌たっぷりのミックス犬富士丸と、父ちゃんこと穴澤さんの 暮らしぶりが微笑ましくて、富士丸の表情を上手に捉えた 穴澤さんの写真がまた良くって、楽しみにしていました。 突然、亡くなってしまった富士丸。。。 穴澤さんの哀しみやとまどいは計り知れないものだったと 思います。 その時の穴澤さんの想い、富士丸の死から立ち直れず もがき苦しむ様が涙なくしては読めませんでした。 私もわが子のようなワンコ達と暮らしています。2014/01/27
nanoion
7
やっぱりやん。やっぱりあかんやん。号泣やん。わかってたけどー。穴澤さんはブログでずっと見ててひょうひょうと富士丸のことを可愛がっていてその距離の取り方が素晴らしい。だけど穴澤氏でさえ陥るペットロス。穴澤氏だからこそでしょうか。プライベートは一切明かさない穴澤氏のプライベートが少し見えてとっても得した気分です(^^)私も言いたいー!またね、ふじまるー!2013/12/24
白のヒメ
7
再読。今の大吉くんのブログも拝読しているけれど、前のブログの富士丸君が大好きだったので、急に富士丸君が亡くなってしまったのが信じられなかったのを思い出す。死んでしまってから大分経ってから出された本。著者の富士丸君への言葉の一つ一つが涙なしでは読めない。別れはいつか必ず来る。自分も犬飼いとして覚悟だけはしとかないといけないのだろう。今愛犬と一緒の時間を大切にしよう。2013/03/20




