すぎ去ればすべてなつかしい日々

すぎ去ればすべてなつかしい日々

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  • サイズ B6判/ページ数 246p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784828823416
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

明治に生まれ、つねに詩人であり続けることで激動の時代を生きぬいてきた著者が、自らの幼少時代、詩人たちとの邂逅、主婦としての生活と詩作との関係、そして絶えて止まぬ平和への願いなどを綴る言葉の数々―豊穣な時の堆積から紡ぎ出す珠玉の自伝エッセイ。

目次

幼かりし日々
私を教えた人々
父母のことども
若い日々の夢
詩を書き始めたころ
女性が詩を書くこと
幼な子のこと・そのころの詩
女性の受難時代
深尾須磨子さんと私
夫の病気―都を逃れて
戦火の岡山で
戦後のわが友
宗教の自由を求めて
夫の単身赴任―「黄薔薇」の発刊
インドへの旅―平和への願い
アジア・アフリカ諸国民会議
里がえり
「女人随筆」の発刊
らいてう女史のこと・其後の深尾さんのこと
自然の中の私〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nick Carraway

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永瀬清子は私の感覚では「現代詩人」の範疇であったが、こうして自伝的回想集を読んでみると、「近代」から活躍しているのに驚かざるをえない。そういえば、詩誌『四季』に永瀬が寄稿していたのがなんとも不思議な感覚であった。宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」が記されたメモ帳を発見した件や、佐藤惣之助、北川冬彦、高村光太郎、草野心平、三好達治、丸山薫、中原中也、与謝野晶子、深尾須磨子、平塚らいてうなどから、谷川俊太郎、吉本隆明などに至るまで、その交友は幅広く、まさしく生きている(た)近代詩史。私は特に岩田潔との交流に注目した。2023/06/28

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