感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@ヴィタリにゃん
57
オーストリアの貧村の牧師、ヨゼフは心を痛めていた。教会で歌を歌おうにもオルガンは壊れたまま、、、しかし心に浮かんだ詩をオルガニストのフランツに作曲してもらった。世界的に有名な「きよしこの夜」がこの村で歌われたのは1818年の事。日本には1909年に紹介された。2025/01/11
けんちゃん
21
読友さんのご紹介本。オーストリアの貧しい村、クリスマスを祝うゆとりのない村人たちと、何とかクリスマスを祝いたいという牧師の思いから生まれた「きよしこのよる」。讃美歌に収録され、またクリスマスソングとして全世界で今も歌われている超名曲の誕生ストーリー。日本でももう100年以上歌い続けられているのですね。蘊蓄としてもお話としても、すばらしい作品です。人物イラストはちょっと苦手なタイプですが、手元に置きたい本です。2011/12/16
ヒラP@ehon.gohon
10
あのクリスマス・ソングがこのようにして生まれたこと、これほどに昔から歌われてきたことに驚きました。 教会で生まれたからこそ、清らかで心が洗われるような気持ちになるのでしょうね。 「きよしこの夜」の誕生秘話。 読み聞かせで伝えることができたらと思います。2018/12/09
pocco@灯れ松明の火
9
読友紹介本:「きよしこの夜」の生まれるまでを詳しく解説。イラストはきっと本人に似せて描かれているのではないかと推測。ヨゼフ・モーア牧師2011/12/16
ゆにす
6
「きよしこの夜」がはじめて歌われたのはオーストリアのオーベンドルフ村。1818年のクリスマス。教会のオルガンが壊れていて、モーア牧師がラテン語のテキストをもとに歌詞を書き、村の学校で音楽を教え、オルガン奏者でもあるグルーバーがギター伴奏で歌えるように作曲しました。オルガンを修理に来た親方がこの歌を書き写し、その後ひろまっていきました。 本サイズが大きくて、柔らかくて暖かい絵がいいです。2011/12/14