感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
9
幼くして知った死。それも仲良しの男の子…死というものがどういうものか説明することはできないけれど、大人の様子や周りの状況でルーネは感じ取っている。自分が小さい頃に経験したお葬式は親戚が集まる楽しい場だった感覚しかなかったことを思い出した。2019/02/11
遠い日
5
真っ向から死を扱ったお話。お隣の幼馴染のルーネの死を、見てしまったサラの動転と悲嘆。死を受け入れるには幼すぎるサラの気持ちの乱れがあまりにもリアルでやりきれない。死ぬということ。二度と会えないということ。やり場のない悲しみと苦しみを、投げ出すこともできないサラ。生々しい感情のアップダウンが読み手の心もかき乱す。しばらく本を閉じることができませんでした。2019/02/03
殿丸
0
図書館で借りた本。悲しい話でめずらしい内容ですが、よい本です。息子に彼女の深い心の部分が理解出来てほしいと思います。私は大人なので親の立場で見てしまいますねぇ。2014/12/23
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- 電子書籍
- イブニング 2014年9号