出版社内容情報
自ら摂食障害を経験し、見事に回復した元教師の心理カウンセラーが、摂食障害の子どもとの接し方を教えます!
摂食障害(拒食症、過食症を含む)は、実は日本の精神疾患の中でも患者数が多く、潜在的な患者数は22万~40万人と推計されています。
思春期に発症することが多いため、家庭でのケア、つまり母親のケアがもっとも重要なポイントとなりますが、母親が心の病気であることを理解せずに、「わがままを言わないで食べなさい!」「太るからやめなさい!」などと叱責を繰り返し、より悪化させてしまうケースがよく見られます。こうなると、子どもは部屋に引きこもって過食したり、嘔吐したり、反抗的になって会話もまともにできない、という状況になっていきます。
そこで本書では、お母さんが摂食障害の子どもにどう接したらよいのかを解説します。会話のロールプレイなども紹介し、トレーニングすることで、子どもとの会話のチャンスを増やし、徐々に子どもの本音を引き出せるようにもっていきます。このメソッドで子供が回復へと向かった実例がたくさんあるノウハウです。
【目次】
内容説明
むちゃ食いする・食べ吐きする・食事を食べない…それは「わがまま」ではなく「心の病気」です!子どもの「治りたい」気持ちを引き出す言葉がけをロールプレイで習得。
目次
巻頭 うちの子、摂食障害かも?
第1章 摂食障害の子どもに「言ってはいけないこと」「やってはいけないこと」(子どもの気持ち「食べようと思っても、怖くて食べられないの」;子どもの気持ち「私はダメな存在」;子どもの気持ち「自分でも理由がわからない」)
第2章 「聴く」ことで子どもの自信を育てる(子どもの気持ちは「摂食障害ごと私を受けとめて」;お子さんのモードが緑のときに「聴く」;お母さん自身を緑モードにチューニング;深追いは禁物 うまくいかない日もある)
第3章 子どもの「そうなんだよ」を引き出す会話の作り方(会話はあるのに回復が実感できないとき;「言葉の引き出し」が増えると「緑モード」で過ごしやすくなる;「私」の思い・願いを「Iメッセージ」で伝える;「境界線」がお子さんとお母さんの心を守る;それでも、お子さんが「約束を守らないとき」は?)
第4章 お母さんと子どもで「緑モード」の時間を増やしていく(今の自分を知るための「マインドフルネス瞑想」;自分を慈しむ「手当て」を覚える;「心の救急箱」を準備する;同じ悩みをもつお母さんたちと会う)
第5章 摂食障害はれっきとした「病気」です(「普通に食べる」ができているのは幸運なこと;摂食障害は「自分の意志」では症状を抑えられない;「拒食症」「過食症」はどのような病気か?;食べることを難しくする「4つの食べ方」;「体・誘惑・心・頭」の4つの食べ方と上手に付き合う)
著者等紹介
松本功[マツモトイサオ]
昭和57年信州大学医学部卒業。精神科医。現在、依存症専門病院 赤城高原ホスピタルに非常勤で勤務し、PTSDケア松本メンタルクリニックを開業。EMDR Part2修了。東京サイコドラマ協会認定サイコドラマティスト。Somatic Experiencingプラクティショナー。NARMプラクティショナー。DAReプラクティショナー。IFSレベル1修了
大橋とも[オオハシトモ]
公認心理師。マインドフルネス(MBRP)講師。摂食障害25年間の当事者であり、元小学校教諭で、現在、子ども2人の母親。中2の冬、摂食障害を発症。高校では不登校を経験。大学卒業後、1年のフリーターを経て、公立小学校教員として20年間勤務。のべ1000人以上の子どもたち、400組以上のご家庭の支援をする。「食べることに苦しむ人の力になりたい」と決意し、教員を退職。公認心理師を取得後、2023年4月に摂食障害親子サポートとして開業。これまでのべ2000人を超える方の支援を行う。SE(ソマティック・エクスペリエンシング)中級修了、AEDPレベル1セラピスト等の知見を活かし、摂食障害の根っこにある心の傷を安全に癒す支援を行っている。摂食障害は回復できる!と希望を届けるために活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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