出版社内容情報
日本人ですら忘れてしまった「感性の国」日本再発見!
世界があっと驚く日本文化の秘密を探る!
木の叡智、からだの叡智、呼吸の叡智、女性の胆力……
日本人は生きる知恵に恵まれていた!
【日本人にとって背中が「表」!】
なぜ刺青は背中に入れるのか?面積が広いからではありません。
背中こそがその人を語ると、古来から日本人は考えていたからです。
帯の結び目も背中に作り、鍼灸では背中が陽で、腹が陰。
主なツボは背中に集中しています。
外国は違います。ラッパーたちはタトゥ―を胸側に入れて、見せびらかします。
こんな意外な「発見」が本書には満ちています。
内容説明
日本人ですら忘れてしまった「感性の国」日本再発見!世界があっと驚く日本文化の秘密を探る!
目次
第1章 日本人の発見(「駅伝」人気は、どこから?;スピリチュアル大国 日本 ほか)
第2章 日本の発見(「感性」の国、日本;これも日本発?現代文化に通底する美意識―「やつし」;「カスタマイズ」大国・日本)
第3章 自然の発見(木の叡智;息、生き生きと ほか)
第4章 文化の発見(「ぬか床」はどこ?;「器」ものがたり ほか)
第5章 日常の発見(日常の「奥」;「断捨離」のその先は ほか)
著者等紹介
田尻成美[タジリシゲミ]
神奈川県出身。早稲田大学第一文学部卒業。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。専門は比較文学・修辞学。短大講師を経て現在はTKKホールディングス(株)、TKKエンジニアリング(株)、TKKエンターテインメント(株)の取締役。学生時代から得意な語学を活かし、雑誌「現代の眼」「現代思想」「ユリイカ」などに論文や翻訳などを多数寄稿。2017年1月から2022年3月までメルマガ「ヨコハマ流行通信・ヨコハマNOW」にコラム「しあわせの『コツ』」を連載。日常生活の背後にあって、普段は気づかない日本の文化的特徴・伝統の知恵に光を当てたエッセイが好評を博す。三男三女の母として育児のかたわら3冊の絵本を上梓(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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