出版社内容情報
「会社四季報の達人」と「起業家・京大教授」の異色対談
世界トップシェアの超・優良企業、成長企業を紹介。
鉄触媒、森林×化学が創る未来を大公開!
製薬、繊維、食料品、石油・石炭、製紙・・・
各業界は化学の力で新製品を生んでいる!
【株価上昇中!知られざる期待の投資先】
■日本の化学産業は、自動車、電機と並ぶ「三大ものづくり産業」
□広義の化学産業なら売上高の合計は100兆円
■日本は“隠れた”マテリアル大国
□注目の分野は「樹脂」「半導体関連」「環境」
■木材チップから再生可能な航空燃焼サフをつくる
□未来を拓くユニークな化学会社の新技術
■京大の研究者が立ち上げたベンチャー企業4選
□レアメタルが不要になる最先端技術「鉄触媒」とは
■製薬会社が鉄触媒に関心を持ちだしている
□森を回復させ、新たなビジネスを生みだす「森林化学産業」とは
■里山につくる「さとやま化学工房」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
古本虫がさまよう
3
渡部さんは「会社四季報の達人」で、中村さんは「起業家・京大教授」のキャッチフレーズをもっていて、「森林化学」が世界のビジスネを変えるとの指摘を本書で展開している。洋服などにしても「ヒートテック」が入っていると、それは化学製品になるという。お二人は高校時代の同級生であると同時に同じ水泳部に所属していたとのこと。大学は別々だったので付き合いは途絶えていたが、あるきっかけで交友が復活し、「共著」を出すことにもなったとのこと。日本に豊富にある「森林」を資源として化学的に活用していく方途を解明もしている。2024/04/23