出版社内容情報
キリンビール元副社長の田村氏は、高知支店や東海地区の責任者としてキリンビールのシェアをV字回復させた。「自己責任を意識し、自分の頭で考え、公の精神を持って困難を突破」した当時のスタッフ。本書では彼ら・彼女らの証言を織り込みながら、人間はどうすればやる気を高め、成果を上げられるのか。自意識過剰になって失敗しないための心構えとは。どうすれば「世のため人のため」を意識できるようになるかを説いていく。また執行氏は、古今東西の偉人の教えをもとに、「志と誇りを持って、日々一生懸命に生き抜く」ことの大切さを訴える。リーダーとして苦難を突破した2人が仕事と人生の哲学を語り尽くす書。
人のために行動する時、日本人は大きなパワーを発揮する/自分の運命を深いところで?まないと、真のやる気は分からない/欠点を許すことで生まれたやる気の連鎖/自由がないと、人間は運命を生きられない/大事なのは「殉ずべき何か」を発見すること/「自信」と「自分を信頼する」の違い/初心を知ることが勇気の根源になる/質を追求して幸せになる生き方は可能か/自信は持たなくていい/幸せとは本来、他者のために祈るもの/愛と犯罪の違いすら分からぬのは、愚かしい
内容説明
自信を持つな、誇りを抱け!『キリンビール高知支店の奇跡』の著者と哲人経営者が示す仕事に行き詰った時、「道をひらく」生き方の教科書。
目次
第1章 幸せと業績向上を両立する仕事術(仕事には人を幸せにする性格がある;目標を「お客様のため」にすると好循環が生まれる ほか)
第2章 真のやる気とは何か(キリンビールの武士道的な意志力;本社と現場の溝を埋める ほか)
第3章 自信について(自信とは、人が横から見て判断するもの;勇気と覚悟を持って理念に向かう ほか)
第4章 よく生きるとは何か(現世は地獄だから人間は理想を求める;徳のある行動をとれる人物とは誰か ほか)
著者等紹介
執行草舟[シギョウソウシュウ]
1950年、東京生まれ。立教大学法学部卒業。著述家、実業家。独自の生命論に基づく生き方を提唱・実践。また美術事業も展開し、執行草舟コレクション主宰、戸嶋靖昌記念館館長を務める
田村潤[タムラジュン]
1950年、東京生まれ。元キリンビール株式会社代表取締役副社長。成城大学経済学部卒。1995年に支店長として高知に赴任したのち、四国地区本部長、東海地区本部長を経て、2007年に代表取締役副社長兼営業本部長に就任。2009年、キリンビールのシェアの首位奪回を実現した。2011年より100年プランニング代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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