出版社内容情報
カーブアウト・事業売却のプロセス、デューデリジェンスの進め方、従業員処遇やスタンドアロンイシュー等重要タスクへの対応や人員余剰対策等を解説。主要国別の留意点も明示。
内容説明
カーブアウト・事業売却は、買収・統合と一対となって迅速な成長を実現する、基本的かつ重要な経営手段である。事業の状態がよい時に売却を意思決定して完了すれば、売り手も、買い手も、その事業の従業員も、みなメリットを享受できる「三方一両得」となる。売り手は、売却前によく準備することで、(1)高く、(2)遅滞なく、(3)手離れよく、売却を進められる。「どうせ売ってしまうのだから、手間も金もかけない」ということではない。本書では、売却合意前の交渉の視点と、売却合意後の合意事項の実行の視点から、カーブアウト・事業売却の人事実務を詳説するほか、表明保証保険の活用、さらには有事を見越した平時からの取組みや、人員余剰対策についても解説している。また、主要国別の留意点も明らかにしている。
目次
第1章 カーブアウト・事業売却のプロセスと組織・人事上の留意点
第2章 カーブアウト・事業売却のHRDD実務
第3章 カーブアウト・事業売却のサイニング後の実務
第4章 事業再編を見据えたHR機能のプラットフォーム化
第5章 カープアウト・事業売却に伴う人員余剰対策
第6章 主要国別の留意点
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
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カーブアウト事業売却のプロセスと組織人事上の留意点: 株式売却と資産売却の差異、高く売却するためのポイント カーブアウト事業売却のHRDD実務: HRDDでの買い手との潜在的な論点、売り手の採るべき備え方、売却契約交渉のポイント カーブアウト事業売却のサイニング後の実務: クロージングに向けての重要タスク・進め方 事業再編を見据えたHR機能のプラットフォーム化 カーブアウト事業売却に伴う人員余剰対策: 主要国別の留意点: 従業員転籍、TSAの制限、ベネフィット年金、組合労使協議会との交渉の留意点2022/11/14