出版社内容情報
石原慎太郎の政治と文学。
政治と文学の一体を生涯追求した男の知られざる“信仰”に迫る。
戦い方はこの男に学べ!
米中のカネと権力に媚びる政財界の中で日本を“属国扱い”する米国と“覇権主義むき出し”の中国に「NO」を突き付けた日本人がいた。
内容説明
戦い方はこの男に学べ!アメリカの核は日本を守らない!米中のカネと権力に媚びる政財界のなかで、日本を“属国扱い”する米国と“覇権主義むき出し”の中国に「NO」を突き付けた日本人がいた。
目次
序章 石原慎太郎とは何者か
第1章 『太陽の季節』の時代的象徴性
第2章 行為者としての表現者―その小説を読む
第3章 三島由紀夫と石原慎太郎
第4章 石原文学の頂点―『化石の森』と『わが人生の時の時』
第5章 戦後政治と石原慎太郎―対米従属と親米保守を超えて
終章 石原慎太郎の信仰―“虚無”という実在
著者等紹介
富岡幸一郎[トミオカコウイチロウ]
1957年東京生まれ。文芸評論家。関東学院大学国際文化学部比較文化学科教授、鎌倉文学館館長。中央大学文学部仏文科卒業。第22回群像新人文学賞評論部門優秀作受賞。西部邁の個人誌『発言者』(1994~2005)、後継誌『表現者』(2005~2018)に参加、『表現者』では編集長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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