内容説明
巷では“捨てるノウハウ”が大流行。でも、ちょっと待って。せっかくお金を出して買ったものなのに捨て方を学ぶなんて、どこかヘン。買わずに減らす生活、始めませんか?
目次
第1章 ものを溜めない日々の心がけ
第2章 ケチカロジーな暮らし
第3章 私の家にないもの
第4章 捨てたけれど忘れがたいもの
第5章 台所スリム化計画
第6章 衣類は買わずに楽しむ
著者等紹介
小笠原洋子[オガサワラヨウコ]
1949年東京都生まれ。東洋大学文学部卒。京都で日本画、現代陶芸を扱う画廊に勤務。東京に移転し、弥生美術館、竹久夢二美術館にて学芸員、及び成蹊大学非常勤講師を務める。退職後、フリー・キュレター、美術エッセイストとして活躍。昭和初期の挿絵に関する諸本を編集する。現在はエッセイストとして、新聞や雑誌への寄稿などで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃとら
48
【図書館本】群ようこさんのエッセイで知った本。「脂肪とごみは溜め込むと、なかなか減らない」など興味深い目次が並ぶが読み始めてすぐに、草庵暮らしを目指す著者の徹底ぶりは私とは次元が違うと確信。綺麗な包装紙はランチョンマットがわりに、もずくの入っていたプラスチックの容器も一度は再利用する。そして購入時のロゴ入りテープも!カルチャーショック⁈楽しまなければ出来ない暮らし。今の私は、まだその域ではないかな。もう一冊借りているので、サラリと読んで返却します。2024/11/04
かおりん
25
母世代なのにこんなに捨て上手なんてすごい。カーペットもマットも持たないのは理想だけどそうもいかない(笑)ケチカロジーという造語は笑える。応接間のソファセットや立派なテレビ台、婚礼ダンスは実家にある(あった)…と思い出した。断捨離や整理整頓はその人の性格もある。実家の溢れ過ぎている物、後片付けを考えてしまった。その上、半のら猫を餌付けて、2階に住み着いている(@_@;)2022/05/01
リッツ
24
最近とみにモノや暮らしが気になるので手を伸ばし『あ、おんなじ🎵』と嬉しくなる一方『それは、ちょっと〰️💧』と思うところもあったが、お話を聞いてるようで分かりやすく面白かった。参考にさせていただきます。2022/05/22
タピオカ
20
小笠原さんの暮らしが紹介されているTVを見て、すっきりした一人暮らしがいいなぁと思って読んでみた。便利だからとすぐに買わないで、まずはあるもので工夫するなど、楽しんでできることが大事かなと思う。2022/10/22
スリカータ
19
前作が面白かったので読んでみた。主旨は同じ。ゴミを減らす章で、出涸らしのお茶葉やバナナの皮まで食べるのが私は受け付けなくて、そこまでしなくても…。著者はひとり暮らしで、1週間で5ℓのゴミ袋1つだそうだが、我が家は4人家族+猫2匹で1週間に10ℓのゴミ袋2つなので、1人当たりだと同量。茶葉や果物の皮まで食べてないので、著者がしていない何かの部分でゴミを減らしているのだと思う。2021/10/15