内容説明
私たちの「1000兆円」はどこに消えた?「税金で儲かる奴ら」が暗躍する日本の悲劇。
目次
第1章 1000兆円はどこへ消えた?
第2章 税金を喰う怪物たち
第3章 持続化給付金で本当に儲けた奴ら
第4章 竹中平蔵氏の“史上最悪の天下り”
第5章 開業医と精神病院の税金ビジネス
第6章 少子高齢化は人災である
著者等紹介
大村大次郎[オオムラオオジロウ]
大阪府出身。元国税調査官。国税局で10年間、主に法人税担当調査官として勤務し、退職後、経営コンサルタント、フリーライターとなる。執筆、ラジオ出演、フジテレビ「マルサ!!」の監修など幅広く活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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読書国の仮住まい
1
日本の公共事業費はピークを過ぎたとはいえまだ多い。 だがその質はお粗末。 広島で豪雨災害があったにも関わらず、その次の年から削減。 お隣の山口県は何故か増額。 自然災害死者数は世界二位。 主要都市の河川整理率、幹線道路整備率も極めて低水準。 四国の下水道普及率はアフリカ諸国並み。 徳島県に至っては20%に満たない。 持続化給付金事業を民間に委託する愚。 こういう時こそ国税庁の出番だが20億円中抜き。 開業医と精神病院が多い日本の歪な医療体制。 実名を出して糾弾しているが、大丈夫だろうかと心配になってくる。2021/08/11
Seiji
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これは学びというより知らないダークな部分を教えてくれます2025/01/31
ロバーツ
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読んでいて本当に腹が立ってくる。日本の社会問題が人災であることがよくわかる。2023/10/06
TAKAN
0
細かい数字はともかくとして、税金・利権を貪る政治屋が跋扈していることは実例豊富でよく分かった。この構造は、よほどのカリスマが登場しない限り変わらないんだろうなぁ2021/04/17