内容説明
ビートルズのジョン・レノン、現代経営学の父ピーター・ドラッカー、『ライ麦畑でつかまえて』のJ.D.サリンジャーなどなど、世界中の人たちに影響を与えた「500年にひとりの名僧」白隠が説く、強く、軽やかに生きる力。
目次
白隠の教え1 生きる不安は吹き飛ばせる(白隠ってどんな人?;不安の正体を知る ほか)
白隠の教え2 周りを気にせずわが道を進め(だれにだって「長い助走」のときはある;執着心を打ち捨て浮き草のように生きる ほか)
白隠の教え3 自分の心の声にとことん従え(「静中の工夫」より「動中の工夫」;とことんなにもしないのも大事 ほか)
白隠の教え4 一度きりの人生を全力で生き抜け(将来のことより、「いま」が一番大事;都会と地方、結局どっちがいいの? ほか)
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年、静岡県生まれ。明治大学文学部教授。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程等を経て、現職。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。『身体感覚を取り戻す』(NHK出版)で新潮学芸賞受賞。『声に出して読みたい日本語』(草思社)がシリーズ260万部のベストセラーになり日本語ブームをつくる。著書多数。テレビでコメンテーターとしても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitya
5
白隠禅師の事をほとんど知らなかったので、勉強になった。齋藤先生が鬼滅の刃にはまったということで、タイトルや装丁もそれを彷彿とさせるものになっている。年齢を重ねても心を燃やせることを見つけていきたい。2022/11/19
Arnold
3
白隠禅師のことや教えがよくわかりました。白隠禅師が修行のしすぎで精神的ダメージを記した部分が今の自分にそっくりで共感し、なんどもなんどもノートに書きました。著者のわかりやすくてやさしい解説がよかったです。2021/04/08
残心
1
「楽は苦の種。苦は楽の種」 「内観の秘法」 「軟酥の法」 この著者の本は、よく目に留まる。著作が多いし、興味の対象がよくかぶるからである。そして度々がっかりする。 わかりやすく書くことを重視していることはよく分かります。内容もそれなりに充実しています。しかしど~もゆるい感じが馴染めません。 読後感がどうにも複雑というか、よくわからない印象で終わり、興味がうせるような感覚になることがあります。 その興味の方向性をつぶすようなことになってないか? とはいえ、他の本の紹介は充実していて、それがこの著者の良い所。2023/08/27
ちまき
1
臨済宗の中興の祖と呼ばれる白隠禅師の教えを使いながら、現代人の不安をどう克服していくか、が語られている。禅、マインドフルネスに多少馴染みがあれば、そこまで目新しいこともないが、内観の秘法、軟酥の法など具体的な方法が色々紹介されている。丹田で呼吸をし、自分の心に従い、思いっきり生きる。当たり前のことに聞こえるが、当たり前のことをしっかりと癖にしていきたい。2021/04/09
月と星
1
★★★★白隠の名前や絵は知っていても,どんな人物なのかは知らなかった。Q&A方式で,日常の悩みを白隠の教えを引用し解決してくれる。分かりやすく,心に残る。齋藤先生がとても白隠を好きなのが分かる♡2021/03/26
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