内容説明
安保法制でもめる国は、いまだ戦後体制に呪縛される日本のみ。世界の軍事の常識を知らないと私たちは生き残れない!日本人が知らない軍事の常識・非常識35。
目次
第1章 日本の常識は世界の非常識
第2章 日本をめぐる国際関係の常識
第3章 自衛隊はどこまで闘えるか
第4章 中国はなにを狙っているのか―シミュレーション・尖閣
第5章 まがいものの軍事知識に騙されるな
第6章 「戦後レジーム」の正体
著者等紹介
田母神俊雄[タモガミトシオ]
1948年、福島県郡山市生まれ。67年、防衛大学校入学。卒業後の71年、航空自衛隊入隊。地対空ミサイルの運用幹部として部隊勤務10年。統合幕僚学校長、航空総隊司令官などを経て、2007年、第29代航空幕僚長に就任。08年、民間の懸賞論文へ応募した作品が政府見解と異なるものであったことが問題視され、幕僚長を更迭される。同年11月3日付で定年退職。同年11月11日、参議院防衛委員会に参考人招致されたが、論文内容を否定するものでないことを改めて強調した。その後は執筆、講演活動を中心に活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Hiroki Nishizumi
2
良かった。抑止力とは、文民統制とは、戦後レジームとは、など参考になった。2023/12/11
なお
1
中国脅威論は中国の情報戦と米の軍事費削減に対する反論。米国産の兵器を買うことでソフトウェアの介入を許し米国の意に沿わない軍事行動は出来ない。さらに国産技術衰退につながる。と良いことも言っているのに変なことも言っているから勿体ない。例えば副題の「戦争をしたがる文民、したくない軍人」は無能な人間が戦争をしたがるだけで文民と軍人を対立化して片方は正しいというような論理は疑問を持つ。参考資料として田母神氏が自身の歴史観について論じているが結論が先にあって感情で過程を埋めたような感想を持った。2017/01/06
zero
1
○2015/09/28