内容説明
「2008年問題」とは、対中国問題である。馬英九政権の誕生、北京オリンピックの終結、アメリカ民主党政権の誕生、小渕国債の後始末…。日本がとるべき策を提言。
目次
序章 日本を待ち受ける「二〇〇八年・悪夢のシナリオ」(「親中ドミノ」で日本を取り巻く環境が激変)
第1章 二〇〇八年末、危険水域に入る日本経済(「親中」の動きが日本の死角となる;「中華帝国」建設に与してはならない)
第2章 財政再建が日本経済を潰す(二〇〇八年に始まる増税亡国への道;安倍首相は、政界再編・単独政権をめざせ)
第3章 日本は中国の属国か?(憂慮すべき親中路線;今後の世界動向を決定付ける韓・台・米の三大選挙)
第4章 格差が拡大し、無秩序化する世界(世界は複数の地域秩序に分断されてゆく;国家の成立と近代化)
第5章 美しく、強い日本へ(外資による「略奪的M&A」に備えよ!;今こそ日本に必要な「ポスト冷戦時代」の国家戦略)
付節 核武装国家の選択
著者等紹介
藤井厳喜[フジイゲンキ]
国際問題アナリスト。(株)ケンブリッジ・フォーキャスト・グループ・オブ・ジャパン代表取締役。1952年東京都生まれ。77年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。同年から85年までアメリカに留学。クレアモント大学院政治学部修士課程を経て、ハーバード大学政治学部大学院助手、同大学国際問題研究所研究員。82年から近未来予測の『ケンブリッジ・フォーキャスト・レポート』を発行。拓殖大学日本文化研究所客員教授、モンゴル国際経済商科大学客員教授、警察大学校専門講師、日米保守会議理事・事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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