内容説明
今こそ、わが国独自の国家戦略が求められている。緊急討論、核保有、北朝鮮、憲法改正。
目次
序章 北朝鮮に対して日本ができることとは何か
第1章 今こそ集団的自衛権を議論せよ
第2章 北朝鮮ミサイル発射で揺らいだ日本の防衛力
第3章 新しい水域に向かう日米同盟
第4章 新時代の日米同盟はどこへ行くのか?
終章 日本版NSC(国家安全保障戦略会議)の可能性と限界
著者等紹介
森本敏[モリモトサトシ]
拓殖大学大学院教授、拓殖大学海外事情研究所所長。1941年生まれ。65年防衛大学校理工学部電気工学科卒業。同年防衛庁入庁。79年外務省入省、アジア局南東アジア2課課長補佐。92年野村総合研究所主席研究員。日本の安全保障政策及び日米安全保障関係全般にわたる政策研究、アジア、太平洋の安全保障問題、米国の世界戦略、安全保障政策全般に関する調査研究に携わる
岡本行夫[オカモトユキオ]
岡本アソシエイツ代表。1945年生まれ。68年一橋大学経済学部卒、外務省入省。91年退官、同年、岡本アソシエイツ設立、代表取締役就任。橋本内閣で96年‐98年沖縄担当総理大臣補佐官。小泉内閣で2001年9月より内閣官房参与、03年4月より04年3月まで総理大臣補佐官(イラク等担当)。国際問題アドバイザーとして国際情勢を分析、執筆・講演・メディアなどで幅広く活動。NPO法人「新現役ネット」理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ceskepivo
6
日米安保条約に安住するなという話。日本がアジアでアメリカを説得するためには、まず日本がアメリカにとってなくてはならないパートナーになることが不可欠。しかし、アメリカにとっては、日米安保が無くても国が潰れるわけではないし、本質的に日本としての国家戦略がどこにあるか分からないとのこと。哲学のない国の人間に会っても話をする気にはなれないという米国人もいる。2015/08/13
NekoApple
0
http://booklog.jp/users/keithewisdom/archives/48284134562010/04/14