目次
古代史から見た初期中世史研究―「戦後史学」の検証
律令財政と天皇祭祀―調と贄をめぐって
いわゆる私出挙禁止令の理解について
「所」の基礎的考察―正倉院文書の主に造営所の検討から
在地の歴史的語義について―在地造語と在地成語
在地再論
平安時代の土地公証制度について
平安時代の土地公証制と歴史名辞―在地・地頭・領主
禁制と〓(ぼう)示木簡―袴狭遺跡出土「禁制木簡」をめぐって
「承平二年丹羽国牒」と条里坪付
伊賀国玉瀧杣の経営をめぐって―地方と中央の境界
在地所司について
饗宴と禄―“かづけもの”の考察
著者等紹介
梅村喬[ウメムラタカシ]
1945年12月愛知県に生まれる。1969年3月名古屋大学文学部卒業。1974年3月名古屋大学大学院文学研究科(史学地理学専攻)博士課程満期退学。名古屋大学文学部助手、愛知県立大学文学部講師、助教授、教授を経る。この間、東京大学史料編纂所国内研究員(2回)。大阪大学大学院文学研究科教授。文学博士(名古屋大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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