日本古代婚姻史の研究〈上〉

日本古代婚姻史の研究〈上〉

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  • サイズ A5判/ページ数 475p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784827310955
  • NDC分類 385.4
  • Cコード C3021

出版社内容情報

日本古代の家族およびその一属性である婚姻が後世や現代の家族・婚姻とどう異なるのかを具体的に考察する。古代の単婚以前の対偶婚の存在を、姦通、強姦、買売春の不在、性愛の特徴等から、現水準の歴史学・文化人類学の成果をも取り入れながら、展開し実証する。従来の家父長制家族の成立を前提とする“日本の古代社会論”の再構築を迫る書下ろしの労作。

目次

序論 古代家族と婚姻形態
第1編 対偶婚概念の理論的検討(対偶婚の学説史的検討;対偶婚の一般的定義;対偶婚の日本的特殊性)
第2編 日本古代における対偶婚の存在と具体相(必ずしも閉ざされていない配偶者の性の在り方;日本古代における「姦」について;気の向く間のみ継続する結婚とその下での諸事象;日本古代の性愛の特徴)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひろただでござる

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婚姻の形態を「性的忌避」から導き出している。その「性的忌避」の解説と説明がごっちゃになって延々と続き、文章中に記号を振られて説明されても図表がないためとてもわかりにくかった。中国的姦と日本的姦の対比ではやはりと言うか、社会慣行に律を合わせるやり方がとても日本らしい。2016/03/10

YY

0
対偶婚→単婚2012/12/14

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