危険だからこそ知っておくべきカルトマーケティング

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危険だからこそ知っておくべきカルトマーケティング

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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784827214420
  • NDC分類 169
  • Cコード C0034

出版社内容情報

近年なにかと話題になることが多い新興政党やカルト的団体。こういった組織の熱狂はどのようにして生み出されているのか。その手法のルーツを辿ると、有名企業のブランディングやマーケティングに活用されているようなテクニックがある。長年カルト集団やマルチ商法集団を研究してきた著者が、そのマーケティング手法やブランディング手法に警鐘を鳴らしつつ解説する。

内容説明

超有名企業や組織にも通じる、禁断のブランディングとマーケティング手法を徹底解説!長年にわたりカルト集団やマルチ商法を研究した著者が、その手法の危険性を警告しつつ解き明かす。あなたのビジネスに活かせる、影響力の真実を知るための一冊。

目次

1 宗教伝道とビジネスマーケティング
2 人々を「今、ここではないどこか」へ連れて行く教義を作る
3 セオリー2 共通敵を設定し、教義と個人を接続する
4 セオリー3 外部との接点を作る:福音の伝道と関係の構築
5 セオリー4 覚醒の物語を現実世界とリンクさせ、信者を没入させるスイッチを埋め込む
6 セオリー5 外部との差異を認識させ、仲間意識を醸成することで集団を強固なものにする
7 セオリー6 教義から金と労働力を引き出す
8 大切な人が悪質な集団や思想に取り込まれてしまったら

著者等紹介

雨宮純[アマミヤジュン]
思春期にカルト宗教による事件が多発したことから、カルト集団に関心を持つ。オカルト検証好きが高じて理工系大学院を修了した後、自身が勧誘されたことをきっかけにマルチ商法集団について取材し執筆活動を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

65
SNS時代になってますます猛威を奮うカルトや陰謀論、マルチ商法であるが、本書はその手口を明らかにした一冊。彼らの使う手法が体系的にまとめられていて非常に参考になる。教義の設定や共通敵を作る事、現実と物語の接点を作る、外部との差異を認識させ強固な集団を作る等、いくつかは知っている手法もあるけど、こうして詳しく説明されるとその恐ろしさが良くわかるな。また読んでるとこれらの手法が分断を促すSNSと極めて相性が良く、近年猛威を奮ってるのもわかる気がする。頭脳を他人に預ける前に、是非読んでもらいたい一冊でした。2024/10/13

姉勤

38
カルトとマーケティングは著しく似ている。人間の行動原理、ホモサピエンスの感動回路を利用した、組織形成と利益の追求。初めはライトな参加から。徐々に特別感、帰属感を上げて行き、側から見れば、搾取の牢獄の中で浸る幸福。その最大は殉教だろうか。本書はそのハメ技に陥らない兵法書。発端は落ち込んだキリスト教信者の増加を図り、メソッドを確立したものが、政治活動や商業活動に転用され、現代、全ての集団活動に応用されている。そのカラクリを知ることで、狂信を免れる心構えを整える目的の本書だが、もちろん嵌める側の指南書でもある。2024/09/15

メタボン

26
☆☆☆ カルト、マルチ商法、陰謀論について、その仕組みを説明しており、こういったものに巻き込まれたいためにも(逆説的には自らが組成するためにも)参考になる。米国の福音派は人口の4分の1。共通するのは、「今ここではないかどこか」「大きなものとのつながり」を同時に満たすこと。正義には人を行動に駆り立て過激な行動も正当化する魔力がある。テロリストには人生を賭けた最後の一発を皆に見てもらい自分の存在を知らしめたいという自己実現欲求がある。特定の集団を非人間化することが残虐な行為の要因となる。2024/10/15

Nao023

22
悪用禁止。 カルト・マルチ・陰謀論の仕組みを知り、かつ、最狂の組織を作るための必読書。2024/11/18

しゅん

11
カルト団体がどのように信奉者を増やし、ビジネスとして成り立たせるかを6つのポイントに分けて描く。いたずらのようなゲームが、やがて作者の意図を越えて陰謀論としてカルト化した事例などが記される。本書はカルトの否定ではない。カルトは簡単に否定できないという本だと思う。ヴィジョンをちゃんと示す、というのは共同体運営において基礎的な内容。あらゆるコミュニティはカルトであり、あらゆる商売は詐欺である。その紙一重さの中をどのように生きるかを、考えざるをえない。2024/10/15

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