内容説明
認可保育園の不足と、そのお役所的な対応の限界から、認可外の保育園への依存度と期待感が急速に増している。母親たちの多様なニーズや価値観をうまくくみ取れれば、小さく始めて大きなビジネスに発展させることも可能だ。
目次
第0章 知っておきたい保育園の基礎知識
第1章 開園に必要な準備と届け出
第2章 保育園の宣伝・営業活動
第3章 保育園やりくり運営ノウハウ
第4章 保育園における危機管理
第5章 利益が出る保育園経営のヒント
著者等紹介
井出利慶[イデトシヨシ]
1970年、千葉県千葉市生まれ。フリーライター。大学卒業後、出版社勤務を経て、フリーランスの道に。保育関連の出版物を手がけたことがきっかけとなって、その後、独学で保育士資格を取得。これまでに、保育関連書の執筆を通じて、認可外を中心に多くの保育園を取材した経験をもつ。現在、保育・介護分野を中心に幅広く執筆活動を展開中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ある事情から認可外保育園について調べる必要があり、図書館で借りて読んだ。平成14年の児童福祉法改正により、認可外保育所にも法律の縛りがかかるようになり、開園時の届出やそれを受けての立入調査の対応、毎年の運営状況報告書の提出などが必要となっている。非常に解りやすく記述されており、全くの素人の私としては、業界の特徴や法律上の規制を知る上で非常に役に立った。ただ、あくまで認可外保育園の開業・営業・経営からのリスク管理や営業戦略に重きが置かれるなど、保育が福祉事業であるという視点に欠けているように思う。2012/07/25
たかが歌、されど歌。
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保育園開業をしたいというお客様から相談をいただいているため、読了。手続き関連のことは具体的にきさいがあったが、経営に関することでは余り具体的ではなく、参考になりにくいのかなと思った。保育園経験の抑えるべきポイントを確認できた。広告宣伝手法や利益体質を作る施作は個々に考えていかなければいけない。また、出版されたのが2010年ということもあり、時代の違いがあることを認識して読むことをお勧めします。2021/01/11