内容説明
伊勢丹では「売り場」を「お買い場」と呼ぶ。「苦情や意見は神の声」をモットーに、「ファッションは生鮮品」と意識する。それはお客の立場に立った「お客様第一主義」を徹底しているからだ。だからこそトップブランドの地位を築き上げることができた。「伊勢丹イズム」が育む、そのMDとサービスの実態をレポート。
目次
第1章 復活した伊勢丹のブランド戦略―見えてきた売上げ一兆円、そのプロセスと伊勢丹躍進の秘密
第2章 伊勢丹ドン底から復活までの軌跡―バブル期の大失敗による創業以来の危機からいかにして立ち直ったか
第3章 ブランドとしての「伊勢丹DNA」―創業一二〇周年の老舗に連綿と受け継がれる伊勢丹イズムの神髄
第4章 現場主義で培われた伊勢丹イズム―優秀な人材がどんどん育ってくる伊勢丹のDNA
第5章 伊勢丹DNAの継承・小菅国安と小柴和正―揺れ動く経営・伊勢丹の抱える危機感の原点とは何か
第6章 伊勢丹の拡大戦略が始まった!―福岡・岩田屋、札幌・丸井今井、さらに中国や東南アジアへ
著者等紹介
溝上幸伸[ミゾウエユキノブ]
1955年生まれ。経済誌等の記者を経て、現在フリージャーナリスト。流通業界をはじめ通信業界から金融業界、医薬品業界まで幅広いジャンルで活躍中。講演のほか週刊誌や月刊誌にも数多く執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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