出版社内容情報
日を追うごとにアーティットへの想いが強くなるコングポップ。一方アーティットも、特別な気持ちを自覚し始め――。
内容説明
新入生教育の最後のイベントで、コングポップとアーティットは、同じ学科の学生たちとリゾート地へ行くことに。今までの厳しい姿からは一変、親しみやすい態度のアーティットに一年生たちが喜ぶ一方で、コングポップは複雑な心境を抱いていた。そんな中コングポップは、「ギア」に込められたもう一つの意味を知る。“―誰かにギアを預けるということは、その人に心を預けるということ。”彼は他でもない、アーティットに自分のギアを預けたのだった。一方アーティットは、自分のコングポップに対する気持ちがなんなのか、答えが出せずにいた。ギアが継承され正式な「先輩と後輩」になった彼らが、次に進む道とは―…。番外編もたっぷり収録した大ボリュームでお届け！！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瀬々
2
心の触れ合い方がゆっくりかつ穏やかかと思いきやしっかりと熱を持っていてよかったです。SOTUS制度の是非を論じる為の物語ではないのでフィクションくらいの気持ちで読もうと頑張りましたがそこは無理でした。国も文化も違うのでこの本を読んだだけで判断してはならないし、勉強したいと思いました。ご飯がどれも美味しそうで、ピンクミルク飲んでみたいです。2022/05/31
小杜桜香
2
ドラマの名シーンが次々と思い出される。本当、青春どなあ。もう一度、大学生に戻りたくなった。二人が少しずつ距離を縮めていく様子が伝わっていいな。理想のBL。もう一度ドラマも見たい。2021/11/12
佐倉臨
2
面白かった〜！アーティットがとにかく可愛い！と何度心の中で唱えたか……。（長髪→短髪の変遷が最高、髭はともかく笑）そしてアーティットのことになると余裕をなくすコングも可愛い。中国語からの日本語訳とはいえ、口調とか諸々、かなり好みの訳で大満足。実は台湾版を所持している（そして積読している）ので、日本語版出るのが待ちきれないので続編のSを読んじゃおうかな……と思うくらい、本当に心がぽかぽかして楽しかった。2021/11/10
niho
1
ドラマ見てハマった人も、まだ見てない人も、 後輩×先輩、スパダリわんこ×ツンデレ、 途中でイメチェン、一つでも引っかかった人は是非！2022/08/25
