目次
1 アナキズム文学史(『近代思想』の頃;ニヒルとアバンギャルド;アナ・ボル論争 ほか)
2 アナキズム文学史―戦中戦後篇(金井新作論;共同戦線的発想と敗走の歴史;戦後の衰退と共同戦線 ほか)
3 あるアナキズムの系譜―大正・昭和のアナキスト詩人たち(『赤と黒』の爆発;『銅鑼』から『学校』へ;『詩戦行』のコンミュン ほか)
著者等紹介
秋山清[アキヤマキヨシ]
1904年(明治37)4月、福岡県北九州市に生まれる。小倉中学を経て日本大学中退。24年(大正13)アナキズム詩誌『詩戦行』などに参加。30年(昭和5)小野十三郎と『弾道』を創刊。46年(昭和21)金子光晴、岡本潤らと『コスモス』を創刊。戦時下の作品を集めた詩集『白い花』は日本現代詩の抵抗の表現として高く評価される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。