内容説明
本書は、知的財産権のうち、特許権、実用新案権、意匠権、商標権について、それぞれの権利の本質、機能を踏まえ、単に固有の侵害論にとどまることなく、侵害に関連した幅広い諸問題を取り上げ、学説、判例を概観しつつ、これに対する著者の見解を開示したものである。
目次
知的財産権侵害論序説
第1編 特許権侵害(特許発明の技術的範囲;特許権侵害行為;特許権侵害訴訟総論;特許権侵害訴訟各論;無効審判請求と訂正審判請求―特許権侵害をめぐる法的攻撃・防禦手段;特許権侵害等と刑事責任)
第2編 意匠権・商標権侵害(意匠権侵害;商標権侵害)
著者等紹介
竹田稔[タケダミノル]
昭和31年3月中央大学法学部卒業、同年4月司法修習生、33年4月宇都宮地方裁判所判事補、その後東京地方裁判所判事等を経て、58年4月東京高等裁判所判事、平成3年3月同部総括判事、平成10年4月弁護士登録、同年5月弁理士登録、現在に至る
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