新版 自覚と悟りへの道―神経質に悩む人のために (新版)

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新版 自覚と悟りへの道―神経質に悩む人のために (新版)

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  • サイズ B6判/ページ数 272p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784826971416
  • NDC分類 493.74
  • Cコード C0011

内容説明

神経質を正しく理解し、心の悩みを解決するための森田式生活相談。

目次

ある強迫観念者の告白
1 神経症の正しい理解と治し方(対人恐怖はこうして治る;とらわれをなくする法;不眠症は簡単に治る;読書恐怖、書痙、どもり恐怖;夢の状態に似た神経症)
2 自覚と悟りのために(正しい修養と正しい信仰;調和と適応の生活;感情の上手な処理法;倉田百三氏の体験を中心に)

著者等紹介

森田正馬[モリタショウマ]
医学博士。明治7年、高知県香美郡兎田村に生まれ、幼時は父より漢学を教えられた。青年時代は仏教や東洋哲学に興味をもち、将来は哲学者になりたいと考えた。県立高知中学、第五高等学校を経て東京大学医学部に学び、呉秀三博士の門にはいって精神医学を専攻、精神療法や催眠術に興味をもち、また迷信と妄想の研究では権威者であった。のち、慈恵医大教授および根岸病院顧問として、精神医学に新分野を開拓した。とくに「神経質の本態と療法」の発見は画期的なもので、従来容易になおらないとされていた神経質症状が博士の療法によってなおるようになった。博士自身が青年時代に神経質症状に悩んだ経験があり、それが神経質症状の本態を発見する機縁ともなった

水谷啓二[ミズタニケイジ]
著述家・啓心会診療所顧問。明治45年熊本県八代市に生まれる。八代中学、第五高等学校を経て東京大学経済学部に学び、昭和10年卒業、同盟通信社記者となる。中学時代から高校時代にかけて、対人恐怖症を始めとしてさまざまの神経症に悩み、一時は学校を休学し、人生に望みを失っていた。幸運にも森田博士にめぐり会い、昭和7年に博士の自宅で家庭療法を受け、全治することができた。その後博士が逝去されるまでの6年間、博士の家に下宿して人生百般にわたって親しく博士の指導を受けたほか、慈恵医大における博士の講義は欠かさず聴講、根岸病院に診療に行かれるときもお伴をした。戦時中は一兵卒として従軍し、中国湖南省の長沙で終戦を迎えた。終戦後は共同通信社記者となり経済部長を経て論説委員となり、経済問題のほか、家庭、児童、青少年、婦人、教育、精神衛生問題などを担当した。昭和42年2月定年退職、その後は著述家として活躍するほか、啓心会診療所顧問として神経症その他心に悩みを持つ人びとの相談相手となっており、月刊の同人誌「生活の発見」を発行した。昭和45年3月脳出血により死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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つなぐ

5
古い本ですが、森田正馬の本としては、お弟子さんや患者さんとのやりとりを文にしているので読みやすいです。森田療法そのものも紹介はしていないので、森田療法を学びたい方は新書に良い本があったと思うのでそちらをおすすめします。森田はあるがままである事、現代でいうマインドフルネス的行動療法を何十年という前に先取りしていた人なんだと私的には位置づけています。でも、あるがままであろうと意識したとたんにあるがままでなくなるという矛盾がしっかりと指摘されていて面白いものです。人間が持っている自然治癒力への信頼を考えます2018/11/13

くま

5
改めて読んでみて、面白い人たちが出てると思うし、森田先生の的を射た発言がすごく良い。神経質な人は優秀な人が多いというのは、その通りだと思う。ただ、地味で真面目な神経質者は、コミュニケーション偏重の今の時代には窮屈な思いをするかも。ただ、この本は何度も読み返して見たいです。2014/10/28

Jamie

5
以前目にした時から気になっていた森田療法について、患者との対話形式が書かれている本。 「あるがままを受け入れる」「気分本位に左右されない」など、自分にはこれが1番合ってそうだなといった印象を受けた。2014/08/03

hazuki7890

4
戦前の精神科医、森田正馬の本。数年前に哲学者の千葉雅也が言及していて気になり手に取った。タイトルの宗教臭に少し引いてしまうが、「現在になりきる」「前を謀らず、後を慮らず」という森田の思想は誰しもが持つ神経症的な傾向から抜け出すための助けになるのではないか。森田に言わせれば抜け出そうとしている時点で「なりきれてない」のかもしれないけど。受動の中に主体性を見る村上春樹作品と通ずるものを勝手に感じた。2022/10/20

Asakura Arata

3
倉田百三は、相当重症だったのだなあ、ということがわかった。2015/10/22

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