内容説明
森田正馬が語りかける、力強く前向きに生きる知恵。
目次
1 悩みには意味がある―悩みの裏にひそむ前向きなエネルギーに目を向ける
2 迷いからの脱出―迷いの土壌となる性格傾向、ものの見方の癖を考える
3 もつれた糸をときほぐす―神経質症を生む心のからくり
4 心は流れる―「感情」についての考え方、「感じ」ということ
5 実際に当たる―生活のなかで、仕事のなかで、目の前のものごとに対処する
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
VENA
2
森田療法の始祖、森田正馬が書き残した文章を生活の発見会という団体がエッセンスを取り出し編集したもの。 苦痛や恐怖に対して、「苦痛に思ってはならない、恐怖を感じてはならない」と言うから、ますます苦痛や恐怖が増長される。 「苦痛を苦痛と受け入れた上で、日々生きる」という姿勢が大事だということ。 どこかで「完璧になることは不可能なので、完璧主義は完璧主義ではない」というセリフを聞いたことがあるが、そういうことなのだろう。それが簡単にできたら苦労しないが、という話だけど、大切なことだと思う。2024/09/30
Asakura Arata
1
自助グループが自然発生的位できるところが、この両方の本物度を上げいてると思う。2015/03/12
彩美心
1
得るところが大きい本であった。2018/07/20
犬猫うさぎ
0
なおこのような場合に、必ず心がけるべきことは、けっして物を抽象的に考えず、具体的に考えることです。(262頁)2024/10/23
高尾樹和
0
相手に溶け込む。 行動を自分の思想 これは異常なものだと思い否定し続ける 不安は波のように反発しようと波はどんどん大きくなる 心配だが心配ならそれでいい、 時代に頭のイメージは移り変わっていく。2024/04/27