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出版社内容情報
遺族のために遺体を修復する「エンバーマー」
自らの手で62人を刑に処した「死刑執行人」
遺体を解剖し、死因を特定する「病理解剖学技師」
血まみれの部屋を清める「死体現場清掃業者」……
彼らは何を見て、どんな思いを抱えながら働いているのか?
気鋭の作家が実際の「死の現場」を歩き、実像を描写したルポルタージュ。
ニューヨーク・タイムズ紙、ウォールストリート・ジャーナル誌など、各紙誌で絶賛の話題書が待望の日本上陸。
「感動的で、面白く、思わず涙する。死についての知識と感情、そして私たちが何者であるかを教えてくれる。死そのものがそうであるように、穏やかで、思いがけず優しい本である」
――作家 ニール・ゲイマン(『グッド・オーメンズ』、『サンドマン』著者)
「キャンベルは素晴らしい作家だ。死者と共に人生を過ごす人々に見られる、繊細な哀愁とブラック・ユーモアを捉えている。」
――作家 ケイトリン・ドーティ(『煙が目にしみる』『世界のすごいお葬式』著者)
「死の産業に関する精神や歴史についての思索を、ルポルタージュの中に織り込んでいる。決して不気味なものではなく、心を打つ、斬新な一冊だ」
――フィナンシャル・タイムズ
内容説明
遺族のために遺体を修復するエンバーマー、自らの手で62人を刑に処した死刑執行人、遺体を解剖し、死因を特定する病理解剖学技師、血まみれの部屋を清める死体現場清掃業者…。彼らは何を見て、どんな思いを抱えながら働いているのか?実際の「死の現場」を歩き、実像を描写したルポルタージュ。Goodreads 2022年ベスト・ノンフィクション部門選出。
目次
1 死の淵―葬祭ディレクター
2 ギフト―アナトミカル・サービス・ディレクター
3 一瞬で石に変える―デスマスク彫像家
4 生殺し―被災者身元確認業務
5 恐怖―犯罪現場清掃人
6 死刑執行人と夕食を―死刑執行人
7 永遠に続くものなんてない―エンバーマー
8 愛と恐れ―病理解剖学技師
9 たくましい母―死産専門助産師
10 土に還る―墓堀人
11 悪魔の御者―火葬オペレーター
12 希望に満ちた死者―クライオニクス・インスティテュート
著者等紹介
キャンベル,ヘイリー[キャンベル,ヘイリー] [Campbell,Hayley]
作家、ブロードキャスター、ジャーナリスト。ワイアード誌、ガーディアン紙、ニュー・ステイツマン誌、エンパイア誌をはじめとする多数のメデイアに寄稿している。現在は愛猫ネッドと共にロンドンに暮らしている
吉田俊太郎[ヨシダシュンタロウ]
英国と日本を頻繁に行き来しながら翻訳活動をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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