内容説明
もっとも美しい自然の奇跡―羽。羽はどのように進化し、利用されてきたのか?羽毛恐竜の化石、飛行機の翼、アポロ15号の羽実験、羽飾りや羽ペン…進化・断熱・飛行・装飾・機能の面から謎多き羽の世界を探究する。AAAS(アメリカ科学振興会)Subaruサイエンスブックス&フィルム賞、アメリカ自然史博物館のジョン・バロウズ賞受賞作。
目次
自然の奇跡
進化(ロゼッタ・ストーン;断熱材、滑空装置、捕虫網;義県累層;マトンバード猟)
綿羽(寒さ対策;暑さ対策)
飛翔(飛行の地上起源説と樹上起源説;羽の生えたハンマー;完全な翼型)
装飾(極楽鳥;婦人帽の羽;鮮やかな色合い)
機能(ウミガラスと毛針;羽ペンの威力;禿げ頭の利点)
自然の驚異に感謝
著者等紹介
ハンソン,ソーア[ハンソン,ソーア] [Hanson,Thor]
保全生物学者として、中央アメリカの樹木と鳴禽類、タンザニアで巣での捕食、アフリカでハゲワシの屍肉食などの野外観察研究に従事。スウィッツァー財団環境研究フェロー。ワシントン州にある島で、妻と息子と暮らしている。著書『羽―進化が生みだした自然の奇跡』で優れた科学書に贈られる「AAAS(アメリカ科学振興会)Subaruサイエンスブックス&フィルム賞」や、アメリカ自然史博物館の「ジョン・バロウズ賞」などを受賞
黒沢令子[クロサワレイコ]
東京生まれ。鳥類生態学研究者、翻訳者。上智大学英文科卒。米国コネチカットカレッジで動物学修士、北海道大学で地球環境学博士を修得。現在は、NPO法人バードリサーチの研究員の傍ら、翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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