内容説明
ヴィルトゥオーゾ、王侯貴族、商売人、コレクター、贋作者…稀代の名工と魔力を秘めた楽器をめぐる魅惑のロマン。
目次
五挺のヴァイオリンと一挺のチェロ―メシア、ヴィオッティ、ケーフェンヒュラー、パガニーニ、リピンスキ、ダヴィドフ
クレモナの比類なきヴァイオリン―アマティ一族
「彼はすでに天才だった」―アントニオ・ストラディヴァリ 出発点と成長過程
「ほとんどいつも同じ服装だった」―ストラディヴァリの黄金期、没落、死
「あんなに非凡な、あんなに美しい」―ジュゼッペ・タルティーニとパオロ・ストラディヴァリのヴァイオリン
「わたしのヴァイオリンは高く売れるはずだ」―ヴィオッティと彼のストラド
「ヴァイオリンのヴィルトゥオーゾたちへ」―ケーフェンヒュラー公、コツィオ伯爵、ヨーゼフ・ベーム、タリシオ
「妙技の歴史の転換点」―パガニーニ、ショーマンでディーラー
「八万フランある」―ヴィヨームと宝の館
「傷ひとつない輝ける姿を」―“メシア”の成功〔ほか〕
著者等紹介
フェイバー,トビー[フェイバー,トビー][Faber,Toby]
1965年、イングランド、ケンブリッジに生まれる。現在は妻、娘と共にロンドンに在住。一族の名を冠した出版社Faber & Faberの役員に名を連ねていた。『ストラディヴァリウス』が最初の著作
中島伸子[ナカジマノブコ]
1956年神奈川県生まれ。国際基督教大学教養学部人文科学科卒業(フランス文学専攻)。貿易会社、編集プロダクション勤務を経て、現在翻訳業に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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