内容説明
裁判員制度が始まったなかで、触法精神障害者の犯罪・治療・処遇を考える。精神科臨床医、司法関係者(法学者、弁護士)、ジャーナリストの立場から、具体的事例をとおして徹底討論する。
目次
症例報告 強姦事件を起こしたアスペルガー障害の一鑑定例
特別講演 精神鑑定その現状と問題点―刑法39条といわゆる「被告人の利益」
パネルディスカッション(司法精神医療の課題;精神保健福祉行政と司法精神医療―連携の模索;司法精神医療の課題―法律から見た日本の司法精神医療)
指定討論(一般の人から見た司法精神医療;裁判員制度と精神鑑定―弁護士の立場から)
著者等紹介
加藤進昌[カトウノブマサ]
昭和大学医学部精神医学教室教授、昭和大学烏山病院長
岩波明[イワナミアキラ]
昭和大学医学部精神医学教室准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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