出版社内容情報
アジア的な人間存在のリアリティとは? アジアの「混沌」ともいうべきカースト、貧困、暴力、さらに戦争と殺戮の世界、そして仏教・ヒンズー教・イスラム教の救済思想と排他的・独善的な原理主義が交錯する曼陀羅模様の世界を描いた西方見聞録。
■はし
お釈迦さまの手の大きさについて
■巻三
AFGHANISTAN
アフガニスタン
◎ふみ一七 終わり無き「文明の十字路」の悲劇
◎ふみ一八 人間模様のグラデーション
◎ふみ一九 硬派と軟派、証言を印す
ひふみ二○ ケシ畑の地獄の美しさ
■巻四
THAILAND
タイ
◎ふみ二一 タイは微笑み返しの国とは虚構である
◎ふみ二二 顔で笑って身体で泣いて
◎ふみ二三 続・顔で笑って身体で泣いて~売春経済学の残酷さ
◎ふみ二四 タイという国はなんぞや
◎ふみ二五 食在タイ~タイメシはなぜうまいのか
◎ふみ二六 恐怖ということ
■番外編
◎ふみ二七 友あり、プノンペンより…
■巻五
BANGLADESH
バングラデシュ
(ベンガル上)
◎絵巻 水見(すいけん)
◎ふみ二八 ダッカといえば水ばかり
◎ふみ二九 ふたつの凍死で考える
◎ふみ三○ バングラの女性首相二人は何を意味するのか
◎ふみ三一 グラミン・バンクと日本NGOについて考える
◎ふみ三二 イスラムにおける父と娘~ナスリンさんの父親の場合
孫悟空の雲に乗って、現在のシルクロードを旅する『新西遊記』待望の第二巻、刊行!
アフガニスタンでの内戦と地獄のケシ畑、タイの売春の真実とタイメシの醍醐味、バングラデシュの水の町と女性首相…。
人も国も入り乱れる曼陀羅模様の世界へあなたをご案内します。
内容説明
孫悟空の雲に乗って、現在のシルクロードを旅する『新西遊記』。第二巻ではアジアの「混沌」ともいうべきカースト、貧困、暴力、さらに戦争と殺戮の世界、そして仏教・ヒンズー教・イスラム教の救済思想と排他的・独善的な原理主義が交錯する、曼陀羅模様の世界へあなたをご案内します。アフガニスタンでの内戦と地獄のケシ畑、タイの売春の真実とタイメシの醍醐味、バングラデシュの水の町と女性首相…。アジア的な人間存在のリアリティとは?人も国も入り乱れる西方見聞録。
目次
はし お釈迦さまの手の大きさについて
巻3 アフガニスタン(終わり無き「文明の十字路の悲劇」;カブール―人間模様のグラデーション;硬派と軟派、証言を印す ほか)
巻4 タイ(タイは微笑み返しの国とは虚構である;顔で笑って身体で泣いて;続・顔で笑って身体で泣いて―売春経済学の残酷さ ほか)
番外編 友あり、プノンペンより
巻5 バングラデシュ(ベンガル上)(水見;ダッカといえば水ばかり;ふたつの凍死で考える ほか)
著者等紹介
小島一夫[コジマカズオ]
1948年11月5日、東京都台東区にて出生。71年3月、早稲田大学政経学部卒業。4月、毎日新聞社入社。80年4月、社会部。サツ回り、警視庁、通産省などを担当。86年4月、外信部。87年10月、マニラ支局。外信部副部長を経て93年8月、ニューデリー支局長。97年11月、帰国。以降も取材で再訪。英文毎日編集長など
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