出版社内容情報
神代の神々は、実在していた!
『記紀』の神話伝承によって抹消された女系の皇祖神・饒速日尊(ニギハヤヒノミコト)伝承を『先代旧事本紀』(十巻本)の解読を通して明らかにしつつ、天皇家から古代豪族へと連綿と繋がる系譜を、遺跡として残された神々の神陵(陵墓)を全国踏査して“神代の神々は実在していた”“神代の神々は、私たちの偉大なる遠祖である”ことを明らかにする。
序章
第一章・日本の神々と神代/日本の神々/古代神社祭祀の起りと神主家/神代の時代/神代の年代試算/日本の神々と日本人
第二章・『先代旧事本紀』(十巻本)と饒速日尊/『先代旧事本紀』(十巻本)の成立と古文献/『先代旧事本紀』の最重要記述-饒速日尊伝承/『記紀』によって抹消された饒速日尊伝承/大和朝廷の皇祖神・饒速日尊の奉斎
第三章・『先代旧事本紀』の神裔系譜/巻第一・神代本紀、陰陽本紀/巻第二・神祇本紀/巻第三・天神本紀/巻第四・地祇本紀/巻第五・天孫本紀/巻第六・皇孫本紀/巻第七・天皇本紀/巻第八・神皇本紀/巻第九・帝皇本紀/巻第十・国造本紀/
第四章・神々の神陵(陵墓)/神々の神陵の記録と実在/素佐之男尊の神陵と熊野大社/大巳貴命(大国主神)の神廟と三屋神社/天照大御神と豊受皇大神の神陵/猿田彦命の神陵と佐太神社/饒速日尊の神陵と大神神社/伊弉冉尊の神陵と神魂神社/瓊々杵尊の神陵・可愛山上陵/彦火々出見尊の神陵・高屋山上陵/ウガヤ草葦不合尊とその妃・玉依姫の神陵/天穂日命の神陵と能義神社/天香山命の神陵と弥彦神社/宇摩志麻治命の神陵と物部神社
第五章・須佐之男尊の実在の踏査と検証/我が国歴史の始
内容説明
『記紀』の神話伝承によって抹消された女系の皇祖神・饒速日尊伝承は、日本古代史の真相を物語っている。『記紀』による歴史改竄の秘録を『先代旧事本紀』の解読をとおして明らかにする。
目次
第1章 日本の神々と神代(日本の神々;古代神社祭祀の起りと神主家 ほか)
第2章 『先代旧事本紀』(十巻本)と饒速日尊(『先代旧事本紀』の成立と古文献;『先代旧事本紀』の最重要記述饒速日尊伝承 ほか)
第3章 『先代旧事本紀』の神裔系譜(巻第一・神代本紀、陰陽本紀;巻第二・神祇本紀 ほか)
第4章 神々の神陵(陵墓)(神々の神陵の記録と実在;素佐之男尊の神陵と熊野大社 ほか)
第5章 須佐之男尊の実在の踏査と検証(我が国歴史の始まり;八岐大蛇退治神話の真相 ほか)
著者等紹介
大野七三[オオノシチゾウ]
大正11年(1922)埼玉県狭山市に生まれる。昭和15年埼玉県所沢商業学校卒。米国クレイトン大学哲学博士。同日本校特任教授。元狭山市文化財審議委員、元狭山市史編纂委員、元狭山市美術工芸専門調査員。著書に「狭山市の社寺誌」「先代旧事本紀・考」「先代旧事本紀・訓註」ほか
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感想・レビュー
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