幻想の荒覇吐(アラハバキ)秘史―『東日流外三郡誌』の泥濘

個数:
  • ポイントキャンペーン

幻想の荒覇吐(アラハバキ)秘史―『東日流外三郡誌』の泥濘

  • 原田 実【著】
  • 価格 ¥2,640(本体¥2,400)
  • 批評社(1999/03発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 48pt
  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784826502719
  • NDC分類 212.1
  • Cコード C3021

出版社内容情報

歴史偽造は許されない! 和田家文書の真贋論争に代表される偽史運動の恐怖を鋭く告発する。『東日流外三郡誌』をめぐる偽作・剽窃・盗作の病理を暴き、オウム真理教問題にも言及。

1~歴史偽造は許されるべきか/奇妙な訂正記事/『東日流外三郡誌』とは何か/私と『東日流外三郡誌』/虚妄の自転車操業/怨念の拡大再生産/虚報の内実/学界の責任放棄/歴史偽造への法律的対応を/2~『東日流外三郡誌』真贋論争の倒錯/擬似科学の三大特徴/真作説論者の主張/真贋論争、いずれが「被告」か/ドレフュス事件との対比/真贋論争のゆがみを糺す/3~和田家文書は加茂岩倉遺跡を説明できるか/「歴史学のビッグバン」/「荒覇吐神一統史」は加茂岩倉を語らず/民事訴訟の勝敗をめぐる詭弁/寛政原本は盗まれた?/「情報通」の社交辞令/さいごに/4~『東日流外三郡誌』と熊野猪垣(一)/古田武彦氏と支援組織の軋み/虚構の耶馬台城/「紀州熊野宮之由来」/十五里は六〇キロに非ず?/『東日流外三郡誌』は長大な史書か/和田喜八郎は世界的大作家か/「史料」への擬態/「翻案」と盗作/5~『東日流外三郡誌』と熊野猪垣(二)/日立の陰謀?/「世界ふしぎ発見!」の番組内容訂正/古田武彦氏は超能力者か/『朝日新聞』青森版の虚報/猪垣は貴重な文化財/6~「秋田孝季」とは何者か/『誘惑女神』事件/原=和田家文書は存在するか/秋田孝季・非実在の証明/ペンネー

内容説明

『東日流外三郡誌』をめぐる偽作・剽窃・盗作の病理。

目次

歴史偽造は許されるべきか
『東日流外三郡誌』真贋論争の倒錯
和田家文書は加茂岩倉遺跡を説明できるか
『東日流外三郡誌』と熊野猪垣
「秋田孝季」とは何者か
幻の和田家文書映画
書評『新・古代学』第一集
オウム真理教と現代日本の偽史運動

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hyena_no_papa

3
「偽書」というより「偽史」に立ち向かう著者・原田実氏の姿勢に〝感服〟の一語。「世の中には活字になったものはすべて真実だと思い込む人は意外に多い」という言葉は重い。前代未聞の凶悪事件を起こしたあのカルト集団も「偽史」と無関係ではなかった。ネット上には未だに「偽史」に惑わされる人も見かける。「カリスマ性とレトリックだけは持ちあわせた人物が、空疎な思想で人を煽動する時、いかに恐ろしい結果が引き起こされるか」決して忘れてはならない。巻末の齋藤隆一氏の「解説」も鋭い。p252の書影が古文書である可能性など皆無!2020/09/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1780673
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。