アンゲラ・メルケル演説選集 私の国とはつまり何なのか

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アンゲラ・メルケル演説選集 私の国とはつまり何なのか

  • ISBN:9784422320328

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内容説明

ドイツ初の女性首相として2005年から16年にわたり政権を担ったアンゲラ・メルケル。旧東独出身の物理学者らしく、派手なパフォーマンスはほとんどせず、事実に即した淡々とした言動が特徴的だった。本書は、彼女の幾多の演説の中から特に印象的な3編を、旧東独の老舗出版社編集長が厳選した選集である。日本版には豊富な訳注と解説を追加し、激動の世界情勢におけるメルケル政権、そして統一ドイツの在り方を振り返る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

旅するランナー

220
①2021年のドイツ統一記念日に行った首相としての最後の演説、②2015年に移民に対して国境を解放したままにするという決定を伝えた演説、③2008年にイスラエル国会で行った演説。東ドイツ出身なだけに「民主主義とはそこにただ存在しているのではなく、私たちは日々繰返し、共に民主主義のために努力しなければならない」という言葉に説得力がある。過去の過ちを真摯に認める姿勢も素晴らしい。そして「出逢いに臆病にならず、お互いに興味を持ち、自分のことについて語り合い、違いを認めて下さい」という教えは心に刻もうと思います。2022/12/16

きみたけ

60
少しお勉強を。2005年から2021年までドイツの首相を務めたアンゲラ・メルケル元首相の著名な3つの演説とその内容を解説したブックレット。1つ目の演説は2021年10月ドイツ統一記念日における演説、2つ目の演説は2015年8月夏季記者会見における冒頭演説の抜粋、3つ目の演説は2008年3月イスラエル国会における演説。メルケル首相の、自国ドイツに対する姿勢と考え方を端的に表している重要な演説として捉えられている。「鉄のお嬢さん」「危機の宰相」「世界で最も影響力のある女性」と言われた彼女の足跡を辿ります。2025/11/23

樋口佳之

60
CDUの社民化というお話もあったけども、やはり一流の保守政治家だったのだなと思いました。彼女を引き上げたコールの存在も大きいと思う。現在のドイツができてまだ40年位なのだという事に改めて意識することができました。ご紹介に感謝です。メルケルさんの演説本というと、宗教演説のものもあります。https://bookmeter.com/books/13162919 なんと言ってもCDUの党首だし。こういう所はホント日本とは違うなあ。2022/12/19

風に吹かれて

27
「私たちが民主主義を必要としているのと同じく、民主主義も私たちを必要としているのです。民主主義とはそこにただ存在しているのではなく、私たちは日々くりかえし、ともに民主主義のために努力しなければならないのです。」(「ドイツ統一記念日における演説」(2021.10.3))、そして「多様性と相違こそが生きた自由の形の表れ」(同)という。それこそが東ドイツ出身の首相として2021年12月に政界から身を引いたメルケルの信条であり、国内では批判もあった「難民に壁を作らない」という姿勢につながったのだろう。 →2022/10/15

ソングライン

22
2021年に政界を引退した前ドイツ首相アンゲラ・メルケルの3つの演説が載ります。一つは引退直前のドイツ統一記念日のもので、東ドイツ出身者から見た平和革命で得られた自由の尊さと西ドイツの優越性について真摯に語り、移民問題に揺れた2015年では人道主義を貫く覚悟を見せ、イスラエル国会での演説では自国で行われた大量虐殺は東ドイツ時代は西ドイツがやったことと教えられたと正直にのべ、未来永劫許されることのない歴史的責任であると認めています。自由、民主主義、そして人間の尊厳の尊重を主張しています。2023/03/07

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