出版社内容情報
戦略思考や日々の業務の網羅リストとしてよくまとまっており、これらを体験的に認識している読者であっても、再度自分の責務と実務を見直す気づきを得られるでしょう。また、これからCTOというポジションに就かれる方、将来のキャリアとしてCTOを検討して
いるという方の指針を提示してくれる書となります。"(パナソニック コネクト株式会社 CTO 榊原彰氏 推薦)
"CTOは単なる「技術部門の長」ではなく、「技術がわかる経営者」として振る舞うべきだという点です。エンジニアリング組織は企業の「資産」であり、そこから生み出されるアウトプットがプロダクトを形成し、最終的に売上・利益という「ビジネス価値」へ変換されます。この構造を深く理解し、技術への投資をビジネスや財務の言葉で翻訳し、経営判断を下すことこそが、現代のCTOに求められる要件です。本書はそのための思考の土台を築いてくれます。" (PharmaX株式会社 CTO 上野彰大/「監訳者より」より抜粋)
本書では、技術戦略やビジョンの構築、技術的判断、開発、セキュリティ対応から採用、組織づくり、カルチャー醸成、経営陣との関係構築、さらにM&Aにおけるデューディリジェンスまで幅広く解説。著者の実体験を交えながら、CTOの役割と仕事の全体像を丁寧にひも解き、体系的にまとめています。
将来CTOを目指すエンジニアや、CTOになったばかりの方には、優れた技術リーダーとして成功するための指針として。ベテランCTOにとっては、自身のポジションを振り返るリマインダーとして。実践的に役立つガイドブックです。
Manning出版『Think Like a CTO』(Alan Williamson 著)日本語版。
<こんな方におすすめ>
・CTOを目指しているベテランエンジニア
・CTOになったばかりで、自分に求められていることに悩んでいる方
・改めて自身の役割を見つめなおしたいベテランのCTO
・CTOが自社に必要かどうかを判断したい経営者
【目次】
1章 CTOとは何か
2章 人間関係の構築
3章 基本構想/ビジョンの立案と実現
4章 チームの構築
5章 面接、選考、オンボーディング
6章 チームのマネジメント
7章 人事考課
8章 技術に関する判断
9章 開発
10章 契約管理
11章 ドキュメンテーション
12章 セキュリティー
13章 IT部門の維持管理
14章 会社の成長
15章 あなた自身のこと



