出版社内容情報
太平洋戦争の末期、駆潜艇の機関長として沖縄急速輸送船団の護衛の途中、那覇港で奇襲に合い、九死に一生を得たが、その時体得した霊験に示唆され、戦後「小田」性の出自を求めて彷徨し、役小角(えんのおずぬ)の修験道・山伏が密教と結合し、その家系が鉱山技師に源を発することを突き止める。
まえがき/庶民の家系/一、京都三代/二、小田家に残る伝説/三、小田の姓氏家系/四、但馬探訪/五、甲州探訪/原始山岳宗教と鉱山/一、山伏/二、修験道/三、鉱山基礎用語の基本/四、鉱山に絡がる地名/五、鉱山に祀った神仏/六、お伽話と伝説/七、修験道の淵源/謎を解く糸口/一、紀州の武田部落/二、鉱山があったと思しき地/三、神鍋山周辺へ戻る/四、小田谷から本県塚へ移る/古今鉱山用語酬/あとがき
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