出版社内容情報
邪馬台国-この言葉の響きは、現代人の心を太古のロマンへと誘う。邪馬台国とその女王・卑弥呼の謎は、日本人のアイデンティティを問う鍵である。豊富な史料と遺跡踏査によって邪馬台国を新たな視点で解読する。
第一部 史料解読篇 第一章 魏志倭人伝は『三国志』の一部/第二章 『三国志』とはいかなる文献か/第三章 行程記事の迷宮/第四章 歪んだ地図と邪馬台国海外説/第五章 陳寿のトリック/第六章 行程記事を読む/第七章 魏志倭人伝里単位の秘密/第八章 『翰苑』『広志』の証言/第九章 狗奴国は四国である/第十章 失われた海洋叙事詩
内容説明
邪馬台国―その言葉の響きは、現代人の心を太古のロマンへと誘う。邪馬台国はどこにあったのか。古代日本社会の姿とは。豊富な文献をもとに、その真実に鋭く迫る。
目次
第1部 史料解読篇(魏志倭人伝は『三国志』の一部;『三国志』とはいかなる文献か;行程記事の迷宮;歪んだ地図と邪馬台国海外説;陳寿のトリック;行程記事を読む;魏志倭人伝里単位の秘密;『斡苑』『広志』の証言;狗奴国は四国である;失われた海洋叙事誌)
第2部 遺跡探索篇(鬼道の謎とトンカラリン;優曇華の里を訪ねて;鉄鏃の証明;邪馬台国はなぜ消された?)