出版社内容情報
発達に特性がある子をはじめ、子どもたちはなかなか「教えて」「手伝って」と言うことができない。本書では、子どもたちが「人に援助を求めてうまくいく経験」を積み重ね、自立・社会参加につながるよう、教員の働きかけのコツやクラスづくりのポイント等をわかりやすく解説する。
【目次】
目次
第1章 困り方に困っている子と援助を求める力
第2章 通常の学級において援助要請スキルを支える
第3章 特別支援学級において援助要請スキルを支える
第4章 通級指導教室において援助要請スキルを支える
第5章 特別支援学校において援助要請スキルを支える
第6章 教師にとっての援助要請スキルとは
第7章 保護者にとっての援助要請スキルとは
第8章 家族にとっての援助要請スキルとは
第9章 みんなの「助けて」について考える
著者等紹介
阿部利彦[アベトシヒコ]
1968年生まれ。早稲田大学人間科学部卒業、東京国際大学大学院社会学研究科修了。東京障害者職業センター生活支援パートナー(現・ジョブコーチ)、東京都足立区教育研究所教育相談員、埼玉県所沢市教育委員会健やか輝き支援室支援委員などを経て、星槎大学大学院教育実践研究科教授。日本LD学会第34回大会会長。専門は特別支援教育、教育相談、学校カウンセリング、学校コンサルテーション。長年にわたり発達障害のある子どもとその家族の相談支援に携わるとともに、全国各地で講演会や研修会の講師を多数務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。