出版社内容情報
福祉・介護施設の安心運営ガイド!
「施設利用者から職員に対する苦情が多くなってきた…」
「職員の定着率が悪化してる…」
「施設利用者の暴言に傷ついた職員にどう対処したらよい?」
「職場環境について改善要望があったらどうしたら?」
「ハラスメント予防対策はこれで大丈夫?」
福祉・介護施設の運営はさまざまな労務トラブルが起きますが、
本書はこれらの疑問に応え、必要な知識を身に着ける一冊です。
年々増加している労務トラブルに巻き込まれないために
知っておきたい59のQ&A
トラブルが訴訟にまで発展したら大変なことになります。訴訟に費やさなければならない時間と費用は想像以上に膨大です。
ですが、そんなトラブルも実は「ほんの少しポイント」を知ってさえいれば防げたはずのものばかり。
本書は、その「ほんの少しのポイント」を労務トラブルの専門家である弁護士が、日々の業務に忙しい皆様に向けてできるだけやさしく解説しました。
【主な目次】
第1章 採用時のトラブルを防ぎたい
採用面接/内定取消/外国籍の労働者/派遣社員/ボランティア など
第2章 雇用契約をめぐるトラブルを防ぎたい
再雇用希望/勝手に独立/突然辞めた社員/私傷病休職からの復帰 など
第3章 就業中のトラブルを防ぎたい
ハラスメント/身体拘束と虐待/利用者の私物を壊した/利用者からのクレームが多い職員/中傷トラブル/個人情報の漏洩/犯罪行為/交通事故/服装、身だしなみ/内部通報制度/労災/腰痛 など
第4章 労働時間をめぐるトラブルを防ぎたい
未払残業代/就業時間/登録型ヘルパーの労働時間の管理/みなし/宿直 など
第5章 福利厚生をめぐるトラブルを防ぎたい
育児休業申請/妊娠した職員/福利厚生の設定/修学資金貸与
【著者情報】
愛知県弁護士会労働法制委員会 編集
・本委員会は、労働問題に関する広範な法制度全般について調査研究を行い、労働問題に詳しい弁護士により構成されています。
・執筆に当たった弁護士は、「トラブルがここまで大きくなる前にどうにかできたはず」「そもそもトラブルが生じないようにもできたはずなのに」といった想いをもちながら、労務トラブルに関する相談を受け、それらの紛争解決に日々従事しています。
・施設運営の大変さを実感しつつ日々の業務に真摯に取り組まれている皆様の施設のさらなる発展のために、法律家の観点からお役に立ちたいとの想いから、本書を執筆いたしました。
内容説明
施設運営のお悩みを解決!職員の離職を防ぐには?カスハラを受けた職員への対応はどうしたら?
目次
第1章 採用時のトラブルを防ぎたい(職員の採用面接でどこまで確認していいの?;職員の内定取消しができる場合は? ほか)
第2章 雇用契約をめぐるトラブルを防ぎたい(臨時で事務職員に介護業務を命令できる?;副業を認めないといけないの?留意点は? ほか)
第3章 就業中のトラブルを防ぎたい(セクハラになるかを、施設はどう判断したらよいですか?;セクハラの相談・苦情があった場合、施設はどうしたらいいの? ほか)
第4章 労働時間をめぐるトラブルを防ぎたい(未払残業代ってなに?;就業時間との境界がわかりにくい時間の取扱いは? ほか)
第5章 福利厚生をめぐるトラブルを防ぎたい(職員の育児休業申請に対する会社の正しい対応方法は?;妊娠した職員に休むよう促しても聞いてくれないのですが、どうしたらよい? ほか)