出版社内容情報
外国につながる子どもの増加に伴い対応を迫られている保育園・幼稚園等に向け、具体的な保育の実践方法を解説。保護者対応・支援に加え、子ども自身の言葉や精神面の育ちの支援、周りの子どもたちへの支援やクラス運営の工夫、多文化共生保育の実践方法をわかりやすく示す。
内容説明
外国につながる子どもや周りの子どもたちに保育者ができることは?園への受け入れ期、生活に慣れたころ、卒園に向けた時期、それぞれに応じた子どもへの配慮や、保護者支援が必要です。すべての子どもたちが、日本の言葉や文化をはじめとした多様な文化に親しみ、学び合えるクラスをつくりましょう。豊富な研究成果や実践例、事例を通して具体的な支援方法を紹介。Columnやミニワーク、Q&Aでは、気づきやヒントを得られます。
目次
第1章 多文化保育が求められる背景
第2章 外国につながる子どもたちの受け入れ期の保育実践
第3章 一人ひとりの子どもの思いをとらえる多文化共生のクラスづくり
第4章 外国につながる子どもたちの言葉を育む
第5章 保護者や地域コミュニティとの連携
第6章 架け橋期の保育と子育ての支援
第7章 事例を通して考える「受け入れ」から共に生きる仲間へ
第8章 外国につながる子どもと家庭 よくあるQ&A
著者等紹介
内田千春[ウチダチハル]
東洋大学福祉社会デザイン学部子ども支援学科教授。東洋大学大学院ライフデザイン学研究科教授。名古屋大学教育学部卒。オハイオ州立大学大学院人間生態学部、同大学院教育学部卒。博士(教育)“Ph.D.(Education)”。オハイオ大学助教授、名古屋女子大学講師、共栄大学教育学部准教授・教授、東洋大学ライフデザイン学部教授等を経て、現職。主な研究分野は、保育、幼児教育、多文化教育・保育、多様な背景をもつ子どもや家族への支援、教員・保育者養成教育、インクルージョンなど(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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